第30回香港カップ(LONGINES HONG KONG CUP) R.ムーア騎乗・モーリス優勝

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香港競馬の祭典、香港国際競走!

4つのカテゴリーで行われる香港国際競走、12月の国際レースとして定着し今年は過去最多となる13頭もの日本馬が出走し、そのすべてにチャンスがありそう!?ということで今年も行って参りました。

香港ヴァーズ(芝2400m)にはサトノクラウン、ヌーヴォレコルト、スマートレイアー

香港スプリント(芝1200m)にはビッグアーサー、レッドファルクス

香港マイル(芝1600m)にはロゴタイプ、ネオリアリズム、サトノアラジン

香港カップ(芝2000m)にはエイシンヒカリ、モーリス、ラブリーデイ、クイーンズリング、ステファノスが参戦。

また今年からJRAでも国内で香港の各競走の馬券が売られるとあって例年に増して日本からの取材陣が多く華やかなレースに日本馬の活躍と収穫のある遠征となりました。

どどーんと4レースをたっぷり写真でお届けします♪

 

4R香港ヴァーズ(芝2400m)

国際競走のトップは芝2400mの香港ヴァーズ、日本からはサトノクラウン、ヌーヴォレコルト、スマートレイアーが参戦するもここは凱旋門賞2着、ブリーダーズカップターフの勝ち馬で昨年の覇者ハイランドリールがムーア騎手騎乗もあって圧倒的な人気で下馬評では連覇が濃厚と報じられてました。

レースは自分のペースでレースを作ったハイランドリールが流石の走りを見せて、このレース連覇か!?と思われた残り50mから物凄い差し脚を見せたモレイラ騎乗のサトノクラウンがゴールでは半馬身交わして、悲願のG1勝利を海外で挙げました。

レースはハイランドリール狙いで外から差してきたのは分かったのですが、内の馬を切って撮る勇気がなく中途半端な構図となってしまい後悔です…

ヌーヴォレコルト4着、スマートレイアー5着と三頭とも掲示板に載る結果となりました。

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  サトノクラウン  牡4歳
Marju
ジョコンダ2
母の父    Rossini
馬主      里見治
調教師    堀宣行(美浦)
生年月日 2012年3月10日

HongKong Vase

Won by Satono Crown

Jockey J.Moreira

Trainer N.Hori

 

関係者の皆様おめでとうございました!

 

 

5R香港スプリント(芝1200m)

香港スプリント(芝1200m)にはビッグアーサー、レッドファルクスと日本の春秋のスプリント王が参戦。

しかし短距離界では地元香港勢の層が厚く香港馬の上位独占(1~4着)という結果に…

地元期待の新星ラッキーバブルスと古豪エアロベロシティとの叩き合いを制したのは一昨年のこのレースの勝ち馬エアロベロシティ(騎手パートン)

中団追走も最後に伸びずのビッグアーサー(10着)、レッドファルクス(12着)と結果的に惨敗となりロードカナロア以来の勝利とはなりませんでした。

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7R香港マイル(芝1600m)

香港マイル(芝1600m)にはロゴタイプ、ネオリアリズム、サトノアラジンが参戦。

香港のマイルG1を連勝している絶対王者のモーリスが今年はカップ(2000m)にまわるとあって混戦模様の香港マイル。

マイルCSがゴール前の斜行で後味の悪い結果となって雪辱に燃える各陣営、しかしここも地元香港勢の壁に阻まれて上位独占を許しロゴタイプの5着が最高でサトノアラジン7着、ネオリアリズム9着という結果に…

ゴール前、横に広がった混戦を制したのは香港スプリントを制したパートン騎乗のビューティーオンリー!

混戦の1~4着を香港馬が入り難しいレースでしたがガッツポーズはバチっと決めました♪

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8R香港カップ(芝2000m)

香港カップ(芝2000m)にはエイシンヒカリ、モーリス、ラブリーデイ、クイーンズリング、ステファノスが参戦、日本馬のどれが勝ってもおかしくないメンバーで日本馬の上位独占も!?ありえる好メンバーで臨みました。

レースは枠順抽選で1番枠を引き当てた昨年の覇者で武豊騎手騎乗のエイシンヒカリが飛び出して果敢に引っ張る展開に、対照的にモーリスは後方に控えて淀みのない流れでレースが進みます。

後続をグングンと引き離して、4コーナーでは10馬身のリードで直線に向いたエイシンヒカリ! そのまま押し切って昨年の再現か!?と思われた残り200mで失速…

内を突いて伸びるモーリスが抜群の瞬発力を披露して一瞬で先頭に立つと後は突き放す一方で激しい2着争いを尻目に3馬身差をつけて優勝、香港でG1、3連勝と言う快挙を達成。

2着にパートン騎乗のシークレットウェポン、3着にステファノス、4着ラブリーデイ、9着クイーンズリング、10着エイシンヒカリという結果に。

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モーリス  牡5歳
スクリーンヒーロー
メジロフランシス
母の父    カーネギー
馬主      吉田和美
調教師    堀宣行(美浦)
生年月日 2011年3月2日

HongKong Cup

Won by Maurice

Jockey R.Moore

Trainer N.Hori

 

関係者の皆様おめでとうございました!

 

今年も日本馬の勝利の瞬間に立ち会えました(2回も)、ワタシの遠征も今年はドバイでも2勝、韓国でも1勝と計6回の遠征で5勝という結果になりました。

来年も世界で日本馬の活躍シーンに立ち会っていければと思います!

 

現地でお世話になった皆様ありがとうございました、また来年♪

See You

 

お礼

「輝 サラブレッド 2016」の大阪展も無事に終わりました!

期間中お越しいただいた皆様ありがとうございました。

お会いできなかった方、残念ですがまたの機会でよろしくお願い致します♪