2017HKIR(香港国際競走)

17香港カップ4

暮れの香港で行われる4つの国際競走!

12月の第二日曜日に行われる香港国際競走(HKIR)、今年も日本馬が八頭出走するとあってワタシ自身10年連続10回目となる香港遠征をして来ました。

今年の日本各馬はヴァーズ(2400m G1)にトーセンバジル、キセキ。スプリント(1200m G1)にレッツゴードンキ、ワンスインナムーン。マイル(1600m G1)にサトノアラジン。カップ(2000m G1)にネオリアリズム、ステファノス、スマートレイアーが参戦!

ここ2年で4勝と好成績の日本馬に期待しましたが甘くは無かったですね…

 

G1が1日に4レースもあるお祭りとあって、レース終了時に香港ジョッキークラブが発表した約95000人が来場した沙田競馬場は人が溢れて熱気に満ちた感じのお祭り状態でした。

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4R香港ヴァーズ(2400m G1)

最初の国際レースは2400m戦の香港ヴァーズ(2400m G1)、日本からトーセンバジル、キセキが参戦しました。

レースはこのレースを最後に引退が発表された1番人気のハイランドリールが2番手追走から直線に向くと先頭にたって押し切るかと思われた外からタリスマニックとトーセンバジルが並びかけて交わすかという所で底力の二の脚を使って再スパートしそのまま後続を引き離してG1七勝目のゴール(タイム2:26.23)

自らの引退に華を添える華麗な走りを見せつけました!

2着にブリーダーズカップターフの勝ち馬タリスマニック、一瞬直線で突き抜けそうになったトーセンバジルが3着に入りました。

菊花賞馬キセキは見せ場なく9着でのゴールとなりました。

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キセキ9着

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トーセンバジル3着

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香港、ドバイ、アメリカで撮影したハイランドリール、日本でその走りを見たかった!

本当にタフな馬でした、お疲れ様でした。

 

5R香港スプリント(1200m G1)

日本のワンスインナムーンの逃げで始まった香港スプリント、3~4コーナーの中間でペニアフォビアに並ばれると残り300mの地点でいっぱいになり、直後にいた圧倒的1番人気のミスタースタニングがスパートすると、じわじわと差を詰める同厩舎のディービーピンの追撃をクビ差しのいでG1初勝利(タイム1:8.04)

3着にも香港のブリザードが入り香港馬の上位独占となりました、レッツゴードンキ6着、ワンスインナムーン12着でゴールでした。

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レッツゴードンキ6着

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ワンスインナムーン12着

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7R香港マイル(1600m G1)

一つ休憩を挟んで7レースは香港マイル、このレースで引退発表している安田記念の勝ち馬サトノアラジンが参戦。

ビューティージェネレーションが先手を奪いマイペースの逃げの作戦に、そのままあれよあれよと逃げ切って波乱を演出しました(タイム1:33.72)

サトノアラジンは4コーナーで見せ場を作りましたが最後は失速し11着でゴール。

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サトノアラジン11着

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8R香港カップ(2000m G1)

メインレースの香港カップ、日本からは三頭が出走しました。

タイムワープが先手を奪い、2番手にスマートレイアー、内にネオリアリズムが居て1番人気のワーザーは中団、それを見るようにステファノスが居て最後方まで一団で進む。

直線に向いてタイムワープに馬体を並べるスマートレイアー、間からネオリアリズムも伸びて来るがタイムワープが二の脚を使って差を広げると外からワーザーとステファノスが猛然と追い込んで来る。

しかしセーフティーリードのタイムワープがそのまま逃げ切って優勝(タイム2:01.63)

2着ワーザー、3着ネオリアリズム、4着ステファノス、5着スマートレイアーと日本馬全頭掲示板に載るものの3年ぶりの日本馬未勝利で終わった香港国際競走となりました。

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香港馬の大活躍で終わった香港国際競走、10年も連続で来ると慣れもあってマンネリ気味のところもあるのですが、なんせ出走頭数が多いのでやることが多く結局バタバタして終わってしまった感のある遠征でしたが香港の友人たちとの会食など楽しく過ごせました。

最後は花火で締めくくり来年も元気に取材出来ればと思いました!

17香港花火

See You!