第156回天皇賞・秋 武豊騎乗・キタサンブラック優勝

156回天皇賞5

まさかの3週連続の雨

菊花賞に続き台風22号が日本列島に接近した影響によりG1レースで記憶に無い3週連続で雨の開催の天皇賞となりました。

降り続ける雨で不良馬場となった東京競馬場、せっかくの天皇賞なのにかなり残念です。

しかし好メンバーが揃った今年の秋の天皇賞、春秋連覇を目指すキタサンブラックを始めG1ウイナーがずらり!

馬場の影響もあって実力以上に道悪でも負けない強さが求められるレースとなりました、1番人気は現役最強馬のキタサンブラック、続いて海外を含むG1二勝のサトノクラウン、リアルスティール、ソウルスターリング、サトノアラジンの順。

返し馬の時点でかなりの雨量が降っていましたがレースの時間になるとやや小雨となって生ファンファーレ隊の演奏が鳴り響くと場内からは歓声が上がりました。

ちなみに口取りの時にはほぼ雨は上がってました(ちょっと遅いねん!!!)

 

第156回天皇賞・秋(芝2000m G1)

スタートでやや出遅れるキタサンブラックに悲鳴が上がり、波乱を予感させるスタートとなりました。

ロードヴァンドールがぐんぐんと先手を奪いに行き、サクラアンプルール、リアルスティールときてキタサンブラックは後方から4番手の位置に、前半の1000mが64秒と先週のような流れになって一塊でレースが進み、4コーナー手前で早くも好位の3番手まで進出のキタサンブラック!

直線に向くとグレーターロンドンを競り落として早めの先頭に立つと内に切れ込んで追撃するサトノクラウンとの叩き合いになって両者譲らず、結局そのまま先頭のキタサンブラックがクビ差リードしたままゴールし天皇賞春秋連覇を達成(タイム2:08.3)

2着にサトノクラウン、3着にレインボーラインが入りました、またテイエムオペラオー以来となる史上二頭目の天皇賞3勝馬となりました!

撮影は早め先頭のキタサンブラックを狙いながら後続各馬の動きを見て、この馬場では差しきれないと判断しキタサンブラックをそのまま狙う、ゴール板の位置で思ってたよりもサトノクラウンが嫌な角度の位置に居たので「やっちまった…」と一瞬焦りましたがセーフでした♪

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キタサンブラック 

牡5歳

ブラックタイド

シュガーハート

母の父   

サクラバクシンオー

馬主     

(有)大野商事

調教師   

清水久詞 (栗東)

生年月日

2012年3月10日

The TENNO SHO(AUTUMN)(G1)

Won by Kitasan Black

Jockey Y.Take

Trainer H.Shimizu

 

関係者の皆様おめでとうございました!

 

 

 

それにしても、この悪い馬場の中を休み明けで最後まで力強く走ったキタサンブラックは真の王者と呼ぶに相応しい堂々とした走りでした。

引退までの残り2戦、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか!?

先ずはジャパンカップ連覇を目指してゆっくりと休んでもらいたいと思います。

しかし雨はもう勘弁です…

毎週機材の手入れが大変(涙)