外国馬不在のジャパンカップ
世界に通用する馬作り!のスローガンで創設された国際競走のジャパンカップ、史上初めて外国馬の参戦の無い開催となりました。
先ずは土曜の京都競馬場で行われた2歳重賞と場内の雰囲気からお届けします。
すっかりと紅葉が色づき秋の気配に包まれた京都競馬場、雲一つない快晴の天気の中で競馬が行われました。 キラキラや影などこの時期ならではの写真が撮れましたがリニューアル工事が来年から始まるので京都競馬場の紅葉を撮れるのもしばらく先になります、新しくなっても良い場所で馬と絡めれればいいなぁと思います。
第6回ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(芝2000m G3)
この日のメインは2歳重賞の京都2歳ステークス(芝2000m G3)が行われました、少頭数でしたが素質馬が揃いました。 レースは単勝1.5倍の圧倒的な1番人気に支持された武豊騎手騎乗のマイラプソディが道中中団待機から最後の直線でゴーサインに応えるとあっという間に後続を突き放して3連勝のゴールは2馬身差の完勝で重賞初制覇となりました(タイム2:01.5)
2着に2番人気のミヤマザクラ、3着に3番人気のロールオブサンダーが入り、人気サイドでの決着となりました。
マイラプソディ | 牡2歳 |
父 | ハーツクライ |
母 | テディーズプロミス |
母の父 | Salt Lake |
馬主 | (株)キーファーズ |
調教師 | 友道康夫(栗東) |
生年月日 | 2017年2月9日 |
THE RADIO NIKKEI HAI KYOTO NISAI STAKES(G3)
Won by My Rhapsody
Jockey Y.Take
Trainer Y.Tomomichi
関係者の皆様おめでとうございました!
大物感溢れる走りのマイラプソディ、来春の走りが楽しみです♪
第39回ジャパンカップ(芝2400m G1)
史上初の外国からの参戦馬0で迎えた第39回ジャパンカップ(芝2400m G1)前日までに降った雨の影響で不良馬場(ジャパンカップの時には重に回復)の東京競馬場、時折晴れて青空が見えるもイマイチで紅葉の写真も思ったほどは撮れず… 今年最後の東京競馬場も消化不良気味に終わりました。
メインレースの第39回ジャパンカップ(芝2400m G1)の頃には厚い雲に覆われてかなり暗い状態の中でスタートが切られました。
白熱した展開から内からするすると伸びる唯一の牝馬カレンブーケドール、昨年アーモンドアイで制した国枝厩舎が連覇達成か!?と思われたさらに内ラチ沿いをスワーヴリチャード&マーフィーが鋭い末脚を繰り出して3/4馬身差をつけてG1二勝目を挙げました(タイム2:25.9)
2着にカレンブーケドール、3着に2番人気のワグネリアンが入った。
撮影は抜け出したカレン狙いから内に切り替えてセーフ♪
スワーヴリチャード | 牡5歳 |
父 | ハーツクライ |
母 | ピラミマ |
母の父 | Unbridled’s Song |
馬主 | (株)NICKS |
調教師 | 庄野靖志(栗東) |
生年月日 | 2014年3月10日 |
THE 39TH JAPAN CUP (G1)
Won by Suave Richard
Jockey O.Murphy
Trainer Y. Shono
関係者の皆様おめでとうございました!
変革期を迎えたジャパンカップ、このまま衰退は悲しいですよね!?
これは以前にも書いた持論ですが、ここまで外国馬の参加が少なくなって来ている現状でこのままでは来年以降も外国馬0という可能性も大いにあります。
ここは大英断してジャパンカップをフェブラリーステークスの週に移し芝2400mとダート2000m(現状では東京では開催可能なのは2100mですが可能な限り2000mに近づける)を同日か土日で開催する事でヨーロッパのオフシーズン馬を呼びやすくなる、上に香港国際競走からドバイ国際競走へのステップとしてローテも組みやすい!
と利点しか思い浮かびません(多少の売り上げは下がるでしょうが…)
新時代に向けた活性化を期待したいと思います。