アメリカ三冠の最終戦、ベルモントステークス
5月の頭から約1ヶ月の間に三冠戦が行われるアメリカ3歳競走!
昨年のラニに続き今年もUAEダービーからアメリカ競馬に挑戦する日本馬エピカリス。
ラニは三冠フル参戦しベルモントステークス3着という結果を残しました、 エピカリスは初めからベルモントステークス狙いで休養十分で挑むはずでした …
しかし現地にて蹄を痛めてしまい、現地の獣医師の最終判断で出走可能な状態に無い! ということで出走取り消しとなってしまいました。
しかしワタシにとっての初のベルモントパーク競馬場!
そりゃ初めての競馬場だとワクワクして撮りますよ。
今回、 朝の調教シーンからの競馬場入りだったので思いがけずに朝陽と調教という良い感じの写真が撮れて一瞬でお気に入りになりました♪
馬との距離も近いし厩舎にも自由に移動出来るしなかなか写真撮影 意欲が掻き立てられます!
馬場入りを止めて厩舎前で放牧されるエピカリス(6・8)
ベルモントパーク競馬場
三冠最後の長距離戦の2400mで行われるベルモントステークス、アメリカの競馬場の中ではコースもスタンドも大きめのベルモント パーク競馬場!
外側がダートコース、 内側に二種類の芝コースがあり撮影も内側から撮れたりと少々古い ですが蔦がたくさん繁っていたり、 緑が多く鉄道が直結していたり、随所に良い雰囲気の競馬場です。
ベルモントステークスデー
ベルモントステークスを含む6つのG1レースが行われたベルモン トステークスデー!
先ずは一つ目のG1レースの4レースに行われた3歳牝馬限定のエイコーンステークス(ダ1600m The ACORN)
M.スミス騎乗のアベルタスマン(Abel Tasman)が優勝
続いての5レースは牝馬4歳以上のダート1700mのG1オグデン・フィップステークス(The Ogden Phipps)
このレースもM.スミス騎乗の圧倒的人気のソングバード(Songbird)が貫録勝ち!
8レースの牝馬限定の芝1600m戦のジャストアゲームステークス(The Just A Game)
ここはカステリャーノ騎乗のアントノー(Antonoe)が力強く抜け出して快勝!
9レースは3歳以上のハンデ戦、メトロポリタンステークス(ダ1600m The Mohegan Sun Metropolitan)
またしてもM.スミス騎乗のモアスピリット(More Spirit)が人気に応えて優勝
10レースは芝2000m(内回り)の4歳以上のマンハッタンステークス(The Woodford Reserve Manhattan)
J.オルティス騎乗のアセンド(Ascend)が優勝
メインの11レースは3歳による三冠最終戦のベルモントステークス(The 149th Running of The Belmont Stakes)
当日の朝まで出否が未定のエピカリスでしたが、当日の9時の最終判断にて現地の獣医のOKが出ずに無念の取り消しとなり
、11頭で行われたレースは先手を奪い主導権を握った1番人気のアイリッシュウォークライ、余裕の手応えで直線に向くがじわりじわりと差を詰めるタップリットが残り100mで捉えると最後までバテずにG1初制覇のゴールへと飛び込んだ(タイム2:30.02)
2着にアイリッシュウォークライ、離れた3着にパッチが入った。
ゴール前200mくらいで大歓声に驚いた走路監視の誘導馬が暴れてレースが見えなくなるアクシデントがありましたが、そこはすぐに御してくれてレースはバッチリでした♪
口取りのごちゃごちゃはアメリカ競馬ならではなんですかね…
それとダートコースの散水が毎レースあってそのたびにリモートカメラびちゃびちゃ!?
アメリカ競馬に何度も来ている先輩カメラマンが黒ビニールを用意してくれて借りたので機材はセーフ♪
しかし半端ない水っぷりで驚きました…
何事も経験ですね!
今回は貴重な経験が出来ました、次があれば活かしていきたいと思います。
また機会があれば訪れたい、そんなベルモントパーク競馬場でした。