第168回天皇賞・秋 C.ルメール騎乗・イクイノックス優勝


中距離王決定戦、天皇賞秋

少頭数ながら豪華メンバーが集まった天皇賞秋、府中の2000mを舞台にどんな戦いが見れるのか楽しみな一戦となりました。

先ずは土曜日に行われた2歳牝馬の重賞アルテミスステークスや新馬戦と東京競馬場の雰囲気をお届けします。

この日は好天に恵まれて紅葉には少し早いですが青空が広がる中で面白い形の雲が色々と出ており、写欲にそそられる1日となりました。

4レースのメイクデビュー(芝1400m)はルメール騎手騎乗のジークルーネが1番人気に応えて快勝

5レースのメイクデビュー(芝1600m)は戸崎圭太騎手騎乗のショウナンラピダスがこちらも1番人気に応えてデビュー勝ちを決めました

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第12回アルテミスステークス(芝1600m G3)

土曜日のメインレースは2歳牝馬の重賞アルテミスステークス(芝1600m G3) リバティアイランドは昨年のこのレースを惜敗も今年牝馬三冠を達成、リスグラシュー・ラッキーライラック・ソダシ・サークルオブライフなどこのレース勝ち馬からG1ホースが多数誕生している出世レース。

今年も1番人気でルメール騎手騎乗のチェルヴィニアが中団追走から直線の坂でスパートすると残り200mで先頭集団に並ぶと残り100mで一気に突き放して1馬身3/4差をつけて完勝、連勝で重賞初制覇となりましたタイム1:33.6

天覧競馬となった天皇賞秋デー

天皇陛下夫妻が来場され天覧競馬となった天皇賞秋が行われる日曜日、朝ホテルを出るとかなりの雨が降っていましたが競馬場に近付くにつれて雨も小降りになり到着時には明るい曇りとなっていました。 その後は徐々に回復して午前中には青空も覗いてきて競馬日和となりました、この日は世界ランク一位のイクイノックス、同世代のダービー馬ドウデュースなどが走るとあって朝から大いに場内は賑わいました。

日曜日の競馬場の雰囲気と新馬戦からお届けします。

4レースのメイクデビュー(ダート1600m)は横山和生騎手騎乗のアースイオスが12番人気ながら6馬身差をつけて圧勝劇を披露しました

5レースのメイクデビュー(芝2000m)はルメール騎手騎乗のジオセントリックが1番人気に応えて快勝

第168回天皇賞秋(芝2000m G1)

天覧競馬となった第168回天皇賞秋(芝2000m G1)は世界ランク一位のイクイノックス、同世代のダービー馬ドウデュースなど少頭数ながらも豪華メンバーが揃った一戦となりました、5レース後に馬に蹴られ負傷した武豊騎手がドウデュースを乗り替わりになり戸崎圭太騎手が騎乗となりました。

レースはジャックドールが果敢に飛ばして速い流れを作りイクイノックスは好スタートから3番手を追走、前半の1000mを57.7で通過し表示されると場内は歓声が起こり昨年のような形になるのかと色々と思ったのも束の間、残り400mでイクイノックスが楽々と先頭に躍り出ると残りは突き放す一方であっという間に2馬身以上の差をつけて最後は2馬身半のリードを保ってゴール! タイムは驚異の1:55.2というとんでもないレコードが飛び出してました、2着に春の天皇賞馬のジャスティンパレス、3着にプログノーシスが入った。

ウイニングランの途中でルメール騎手がヘルメットを外して馬上礼をし、天皇陛下から拍手が送られました。

関係者の皆様おめでとうございます!

世界一の走りは見事すぎました、次走も楽しみしかありません。

今週は秋のG1レースの谷間ですが、ワタシはアメリカ・サンタアニタ競馬場で行われるブリーダーズカップの撮影に出かけます! 日本馬の活躍シーンをお届け出来ればと思います♪