第84回菊花賞 C.ルメール騎乗・ドゥレッツァ優勝


牡馬三冠最終戦、長距離戦の菊花賞

リバティアイランドの牝馬三冠達成から一週間、今週は牡馬三冠路線の最終戦の菊花賞! 春の二冠を分け合った皐月賞馬ソールオリエンスとダービー馬タスティエーラが参戦し新興勢力も出て来て盛り上がりを見せました。

この日は天候も良く眩しいくらいの日差しに包まれた1日となり、絶好の競馬日和となりました。 天高く馬肥える秋のことわざ通りの清々しい雰囲気の京都競馬場でした。

向こう正面に月が顔を覗かせてました、見えますかね?

4レースのメイクデビュー(ダート1200m)は中井裕二騎手騎乗のミライテーラーが逃げ切り勝ち

5レースのメイクデビュー(芝2000m)はデムーロ騎手騎乗のサンライズアースがこちらも逃げ切り勝ち

第84回菊花賞(芝3000m G1)

メインレースの第84回菊花賞(芝3000m G1)には17頭が出走しました、皐月賞馬のソールオリエンスVSダービー馬のタスティエーラが人気を分け合う中でレースはスタートしました、大歓声の中から飛び出したのはルメール騎手騎乗の4番人気のドゥレッツアが16頭を引っ張る展開になって1周目のスタンド前を通過、向こう正面に入ると3番手まで下げて一息入れると4コーナーでは早くも先頭に躍り出る勢いで残り200mでスパートすると独走態勢に入り、2着のタスティエーラに3馬身半差をつけて完勝5連勝で重賞初挑戦でG1ウイナーとなりました、3着にソールオリエンスが入り上位人気での決着となりました。 これで牡馬三冠路線は全て関東馬が制し1987年以来の記録となりました。

1周目のスタンド前

後続を突き放す

会心の騎乗に何度もガッツポーズで応えるルメール騎手、天皇賞春も制したのもルメール騎手で、やはり長距離は騎手の腕がものを言いますね。

関係者の皆様おめでとうございます!

さあ、いよいよ今週は古馬の頂上決戦の天皇賞秋! 府中の2000mを舞台に戦うレースは大好きで毎回書きますが秋の天皇賞を2000mにした人は天才だと思います、めっちゃ面白いレースを期待してバッチリと撮りたいと思います。