2023 Breeder’s Cup(ブリーダーズカップ)


過去最多の9頭の日本馬がエントリーした2023年ブリーダーズカップ!

今年のドバイワールドカップを制したウシュバテソーロをはじめ9頭の日本馬がエントリーした2023年ブリーダーズカップ競走、楽しみがいっぱいで撮影に出掛けました。 直前でエコロネオが取消して出走は8頭となりましたが日本馬の活躍シーンをお届け出来ればと思い遠征しましたが惜しい結果となってしまいました。

ワタシ自身サンタアニタパーク競馬場へ来るのは約30年ぶり、久しぶりの競馬場でしたが大きくは変わっていなくて懐かしい感じで足を踏み入れました。

現地時間の金曜日と土曜日に行われるブリーダーズカップ競走、先ずは金曜日の朝の調教風景(これが凄いんです!)から場内とレースをお届けします。

朝の7時に日の出を迎えると1コーナーからド逆光で太陽が昇ります、4コーナーのスポットで撮影が出来るので狙いまくり! この日は気温が高く馬体からの湯気は出ませんでしたが雰囲気はとても良い感じです♪

ね、雰囲気ありありでしょ!?

続いてサンタアニタパーク競馬場雰囲気です。

西海岸らしくカラとっした好天でスッキリとした空の雰囲気が良かったです、そのぶんいつもより喉が渇きました。

 

ブリーダーズカップデー(1日目)

金曜日のブリーダーズカップデーは2歳戦が5レース組まれていました。

5レース BREEDERS’ CUP JUVENILE TURF SPRINT(ブリーダーズカップ ジュベナイルターフスプリントG1 芝1000m)ブリーダーズカップデーの最初のレースは2歳の芝短距離戦のジュベナイルターフスプリントは3頭がスクラッチして12頭立てで行われた。 マーカンド騎手騎乗のBIG EVSが接戦を制しました。

6レース BREEDERS’ CUP JUVENILE FILLIES(ブリーダーズカップ ジュベナイルフィリーズG1 ダート1700m)2歳牝馬戦のジュベナイルフィリーズはJUNIOR ALVARADO騎手騎乗のJUST F Y Iが勝利

7レースBREEDERS’ CUP JUVENILE FILLIES TURF(ブリーダーズカップ ジュベナイルフィリーズターフG1 芝1600m)2歳牝馬の芝マイル戦のジュベナイルフィリーズターフはFLAVIEN PRAT騎手騎乗のHARD TO JUSTIFYが優勝

8レース BREEDERS’ CUP JUVENILE(ブリーダーズカップ ジュベナイルG1 ダート1700m)2歳チャンピオン決定戦のジュベナイルはJOHN R. VELAZQUEZ騎手騎乗のFIERCENESSが優勝、日本馬エコロネオは出走取り消しとなりました。

9レース BREEDERS’ CUP JUVENILE TURF(ブリーダーズカップ ジュベナイルターフG1 芝1600m)2歳芝チャンピオン決定戦のジュベナイルターフはムーア騎手騎乗のUNQUESTIONABLEが優勝

ブリーダーズカップデー(2日目)

土曜日のブリーダーズカップデーは3歳以上のG1レースが9つ行われました、この日も暑いくらいの好天に恵まれて好勝負に期待でした。

3レース BREEDERS’ CUP DIRT MILE(ブリーダーズカップ ダートマイルG1 ダート1600m)3歳以上のダートマイル戦は二頭の大接戦となり外のJUNIOR ALVARADO騎手騎乗のCODY’S WISHが優勝、コディーズウイッシュは連覇を達成

4レース BREEDERS’ CUP FILLY & MARE TURF(ブリーダーズカップ フィリーメアターフG1 芝2000m)3歳以上牝馬の芝のレースで日本からはウインマリリン(牝6歳 美浦・手塚 貴久厩舎)が出走。 デットーリ騎手騎乗のインスパイラル(INSPIRAL)が人気に応えて優勝、ウインマリリンは内を突いて伸びるも4着でゴールしました。

1周目のウインマリリン

5レース BREEDERS’ CUP FILLY & MARE SPRINT(フブリーダーズカップ フィリーメアスプリントG1 ダート1400m)3歳以上牝馬ののダート1400m戦で日本からメイケイエール(牝5歳 栗東・武 英智厩舎)が出走。 オルティスJr騎手騎乗のグッドナイトオリーブ(GOODNIGHT OLIVE)が優勝、メイケイエールは5番手でレースを進めるも9着(9頭立て)でゴール。

6レース BREEDERS’ CUP MILE(ブリーダーズカップ マイルG1 芝1600m)3歳以上芝のマイル戦、日本からウインカーネリアン(牡6歳 美浦・鹿戸 雄一厩舎)とソングライン(牝5歳 美浦・林 徹厩舎)が出走。 ビュイック騎手騎乗のマスターオブザシーズ(MASTER OF THE SEAS )が優勝、ソングラインは5着、ウインカーネリアンは着外でゴール。

7レース BREEDERS’ CUP DISTAFF(ブリーダーズカップ ディスタフG1 ダート1800m)牝馬限定の3歳以上のダート1800m戦はジェルー騎手騎乗のIDIOMATICが優勝

8レース BREEDERS’ CUP TURF(ブリーダーズカップ ターフG1 芝2400m)3歳以上の芝2400m戦、日本からシャフリヤール(牡5歳 栗東・藤原 英昭厩舎)が出走。 ディープインパクト産駒の1番人気のムーア騎手騎乗のオーギュストロダンが優勝、シャフリヤールが内から追い込んで来て3着でゴール。

9レース BREEDERS’ CUP CLASSIC(ブリーダーズカップ クラシックG1 ダート2000m)3歳以上のダート2000m戦、日本からウシュバテソーロ(牡6歳 美浦・高木 登厩舎)とデルマソトカゲ(牡3歳 栗東・音無 秀孝厩舎)が出走。 メインレースのブリーダーズカップクラシックはオルティスJr騎手騎乗のホワイトアバリオ(WHITE ABARRIO)が優勝、ルメール騎手騎乗のデルマソトカゲが2着、ウシュバテソーロは5着でゴール。

デルマソトカゲ1周目
ウシュバテソーロ1周目

10レース・BREEDERS’ CUP TURF SPRINT(ブリーダーズカップターフスプリント G1 芝1000m)3歳以上の芝1000mの短距離戦、日本からジャスパークローネ(牡4歳 栗東・森 秀行厩舎) GERARDO CORRALES騎手騎乗のNOBALSが優勝、ジャスパークローネは2番手レースを進めるも最下位でゴール。

11レース・BREEDERS’ CUP SPRINT(G1 ダート1200m) 3歳以上のダート1200mの短距離戦、オルティスJr騎手騎乗のエリートパワー(ELITE POWER)が優勝。

ブリーダーズカップデーの全レースが終了しました、日本馬は大健闘(クラシック2着、ターフ3着など)も勝利を挙げることは出来ませんでした… ワタシが撮影して勝利のシーンを収めれる日が来ることを楽しみにして来年以降の宿題としたいと思います。

現地でお世話になった皆様ありがとうございました!

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