2018 Dubai World Cup(ドバイワールドカップ)

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3月の最終土曜日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデー!

ここ数年日本馬の出走頭数が揃い、二年連続でドバイターフを勝つなど存在感を示している中で今年は大挙14頭という史上最多のメンバーが出走しました。

この日行われる9つのレースの内、G1レースが6つ、G2レースが3つとドバイの競馬で一番華やかな日となります。

しかし今年は例年以上に好天に恵まれてとても蒸し暑い中での競馬開催となりました、場内の雰囲気と共にお届けします♪(場内で世界各地でお会いするカトリーヌさんとも再会し、今年も派手な衣装で楽しませてくれました)

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1レース Godolphin Mile(ゴドルフィンマイルG2 ダート1600m)

1レースの Godolphin Mile(ゴドルフィンマイルG2 ダート1600m)には日本からは5番アディラート(牡4歳 栗東・須貝尚介厩舎 ルメール騎手)、11番アキトクレッセント(牡6歳 栗東・清水久詞厩舎 武豊騎手)が出走。

2~3番手からレースを進めたアディラートが踏ん張って3着でゴール、勝ったのはムーア騎乗のヘヴィメタル(HEAVY METAL)が逃げ切り勝ち、アキトクレッセントは終始後方のままでした。

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2レース・ドバイカハイラクラシック(G1 ダート2000m)

2レース Dubai Kahayla Classic(ドバイカハイラクラシックG1 ダート2000m)
純血アラブで行われるカハイラクラシックは最内から抜け出したTALLAAB AL KHALEDIAHが優勝、騎手Roberto Perez

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3レース・ドバイゴールドカップ(G2 芝3200m)

3レース Dubai Gold Cup(ドバイゴールドカップG2 芝3200m)
長距離戦のドバイゴールドカップはスミヨン騎乗のヴァジラバド(VAZIRABAD)が優勝し、このレース三連覇を達成♪

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4レース・UAEダービー(G2 ダート1900m)

4レース UAE Derby(UAEダービーG2 ダート1900m)
日本からは2番ルッジェーロ(牡3歳 美浦・鹿戸雄一厩舎 ルメール騎手)
8番タイキフェルヴール(牡3歳 栗東・牧浦充徳厩舎 モレイラ騎手)
が出走。

ムーア騎乗のメンデルスゾーン(Mendelssohn)がスタートからスピードの違いで先手を奪うと直線は独走になり2着に18馬身半差をつけて圧勝、終始後方からの競馬の日本馬はタイキフェルヴールが6着、ルッジェーロが8着でゴール。

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5レース・アルクオーツスプリント(G1 芝1200m)

5レース Al Quoz Sprint(アルクオーツスプリントG1 芝1200m)は直線競馬の芝1200m戦、ドイル騎乗のジャングルキャット(JUNGLE CAT)が混戦を制し地元馬ゴドルフィンの勝利に大いに盛り上がりました。

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6レース・ドバイゴールデンシャヒーン(G1 ダート1200m)

6レース Dubai Golden Shaheen(ドバイゴールデンシャヒーンG1 ダート1200m)
日本からは5番マテラスカイ(牡4歳 栗東・森秀行厩舎 武豊騎手)が出走。

3~4番手でレースを進めるも直線で失速したマテラスカイは5着
勝利目前のエックスワイジェット(右の芦毛)を外から差しきったロザリオ騎乗のマインドユアビスケッツ(MIND YOUR BISCUITS)がこのレース史上二頭目の連覇を達成!

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7レース・ドバイターフ(G1 芝1800m)

7レース Dubai Turf(ドバイターフG1 芝1800m)
日本からは2番ネオリアリズム(牡7歳 美浦・堀宣行厩舎 モレイラ騎手)
7番ヴィブロス(牝5歳 栗東・友道康夫厩舎 デムーロ騎手)
9番リアルスティール(牡6歳 栗東・矢作芳人厩舎 バルザローナ騎手)
11番クロコスミア(牝5歳 栗東・西浦勝一厩舎 岩田騎手)
13番ディアドラ(牝4歳 栗東・橋田満厩舎 ルメール騎手)
の五頭が出走。

連覇を狙うヴィブロスに一昨年の勝ち馬リアルスティール、香港でのG1勝ちのネオリアリズムに騎乗する昨年勝利をもたらしたモレイラ騎手とここは日本馬必勝と行きたい所、2番手追走から残り300mで弾けるように伸びたマーフィー騎乗のベンバトル(Benbatl)が直線で先頭に立つと後続を引き寄せずに圧勝!
ヴィブロスが2着、リアルスティールとディアドラが3着同着、クロコスミア7着とネオリアリズムは8着でゴール。

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8レース・ドバイシーマクラシック(G1 芝2410m)

8レース Dubai Sheema Classic(ドバイシーマクラシックG1 芝2410m)
日本からは1番モズカッチャン(牝4歳 栗東・鮫島一歩厩舎)
3番レイデオロ(牡4歳 美浦・藤沢和雄厩舎)
8番サトノクラウン(牡6歳 美浦・堀宣行厩舎 モレイラ騎手)
が出走。

スタートしてすぐに主導権を奪ったビュイック騎乗のホークビル(HAWKBILL)が他馬を寄せ付けずに逃げ切り勝ち、レイデオロ4着、モズカッチャン6着、サトノクラウンは7着でゴール。

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9レース・ドバイワールドカップ(G1 ダート2000m)

9レース Dubai World Cup(ドバイワールドカップG1 ダート2000m)
日本からは1番アウォーディー(牡8歳 栗東・松永幹夫厩舎 武豊騎手)が出走。

大外10番枠から飛び出したスミヨン騎乗のサンダースノー(THUNDER SNOW)が直線でも後続を突き離して圧勝! 日本でもおなじみのスミヨン騎手はドバイワールドカップ初制覇となり喜びを爆発させてました。

アウォーディーは後方からの競馬で6着と昨年より一つ着順を下げた。

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3年ぶりに日本馬の未勝利に終わったドバイワールドカプデー、今年はゴドルフィン祭りの様相で場内は大いに盛り上がりました。

勝利の瞬間には立ち会えずに残念な結果に終わりましたが、これだけの頭数を出しながらまた違う環境の中で精一杯対応して全頭無事に走り終えて素晴らしいと思います。

例年以上の暑さにワタシもフラフラになりましたが、また挑戦の続きを見届けたいと思います!

 

おまけ

3月28日に日本人記者の現地厩舎取材に連れて行ってもらいました。

ドバイワールドカップに出走し2番人気に支持されたノースアメリカを始め管理馬を多数出走させたザビール厩舎のシーマー調教師を訪ねました。

ドバイの都会の中にダート1800mの調教場と緑が目立つ厩舎にはプールも用意してあり、まさに都会のオアシス状態!

まさかあのビル群と緑と馬の写真が撮れるとは、連れて行ってくれた記者に感謝です♪

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それにしてもシーマー師のオフィスで頂いたコーヒーは特別に美味しかったです♪