秋の短距離王決定戦!
夏競馬も終わって早くも秋のG1シリーズの足音が聞こえて参りました。
今週日曜日は中山競馬場で行われる芝1200mのG1スプリンターズステークス!
今回の回顧は2007年の最強牝馬世代と言われた中での短距離女王、アストンマーチャンです。
新馬戦2着の後、3連勝で臨んだ阪神JF(ジュベナイルフィリーズ)は1番人気に支持されるほどの実力もゴール直前に後のダービー馬ウオッカに差されて悔しい2着。
桜花賞トライアルの報知杯フィリーズレビューを勝って堂々の2番人気で挑んだ桜花賞では最後に力尽きてダイワスカーレットの7着とG1級の実力を持ちながら後一歩の感があったアストンマーチャン、休養を経て必勝態勢の北九州記念でまさかの6着に敗れて3番人気での出走となりました。
3歳牝馬による古馬混合G1レース勝ち!
鞍上に中舘騎手を迎えて臨んだ第41回スプリンターズステークス、快速自慢が16頭揃ったレースは雨が降り続ける暗い中でスタートしました。
ロケットスタートを決めて飛び出したローエングリンを制して果敢にハナを奪ったアストンマーチャン&中舘英二騎手、後続に2馬身差をつけてマイペースで飛ばしにかかります。
道中もマイペースで進むアストンマーチャン&中舘英二騎手、4コーナーも最内を通って後続に3馬身のリードを保ったままラストスパートへ!
坂を上った所でもセーフティーリードのままで、ラスト1ハロンで馬場の真ん中をついて伸びてくる1番人気のサンアディユ(3/4馬身差2着)と連れて上がってくるアイルラヴァゲイン(クビ差3着)の追撃を封じて逃げ切って優勝(タイム1:09.4)
逃げの名人中舘騎手の思い切った騎乗で悲願のG1勝利となりました、ワタシは坂上で大楽勝のイメージで撮影してましたが最後に1番人気のサンアディユが伸びて来たときには時すでに遅しと思っていましたが、結果的に3/4馬身差しか無くて少しビビったのを覚えています。
坂をの上ってまだまだ余裕がある
大楽勝か!?
逃げ切った!
中舘騎手の積極策が功を奏した
嬉しいG1勝利
最強牝馬世代の快速馬
最強牝馬世代
この年は牝馬が大活躍する世代でした、阪神JFを皮切りにG1を7勝したウオッカ、有馬記念などG1四勝のダイワスカーレットが共に牡馬混合G1を勝っていますが、このアストンマーチャンも3歳で牡馬混合G1を勝つという離れ業を披露しました。
こんなに粒揃いな世代はなかなか出てこないので記憶に残りますね。
さあ今年はどんなドラマが待っているのか!?
第49回スプリンターズステークスは10月4日、15:40スタートです♪
ちなみに前日の3日(土)は息子の運動会なので小学校にて本気撮りします(笑)
↑雨が降って中止になれば日曜に代替開催で撮れないので晴れ男っぷりを披露せなばなりません!!!