南半球最大の競馬イベント
今年も天皇賞終わりからやって来ました、南半球最大の競馬イベントの第155回メルボルンカップ!
国民の休日になるくらいの大レースに2年連続で日本馬が1番人気で出走と、日本馬の地力の強さが世界にも伝わっているようで今年こそはの思いで撮影に挑みました。
天皇賞が終わってからの移動なので現地に着いたのが月曜の14時くらいで残念ながらメルボルンカップカーニバルは終わる時間で見れずで、さらに雨が降っていて先が思いやられましたがレース当日は快晴の天気の中で開催が行われました。
(競馬場の様子や現地の様子は別ブログに記載予定です)
第155回メルボルンカップ
メインレースは現地時間15時の7レース(日本時間13時)発走ですが、直前の6レースが終わるとオープニングイベントが行われます。
ここではオープニングイベントから表彰式まで写真を並べて行きます。
メルボルンカップ
出場騎手紹介
フェイムゲームに騎乗するZ.パートン騎手
ホッコーブレーヴに騎乗するC.ウィリアムズ騎手
オープニングイベントが終わるといよいよメルボルンカップです。
発走時刻が迫りパドックに出走馬が出てきます。
日本では考えられない24頭立ての他頭数の競馬でパドックでは馬がわんさかおりました(笑)
メルボルンカップではフェイムゲームが3番(枠番12)、ホッコーブレーヴが7番(枠番20)でパドックに登場しました。
海外では馬番と枠番が違いレーティング順に馬番が振られて枠は抽選によって決まります、最初の頃は戸惑っていましたが最近は日本の競馬の方が少数派かと思うようになりました…
鐘がなって騎乗命令がかかると本馬場入場です。
フェイムゲーム&Z.パートン騎手
ホッコーブレーヴ&C.ウィリアムズ騎手
レースは揃ったスタートもやや行き脚がつかずに内にいれようとするも入れずに外目からの競馬となったフェイムゲーム、好スタートから積極的に進路を取るホッコーブレーヴ。
1周目のスタンド前では中団グループより少し後ろのホッコーブレーヴとフェイムゲームは後方からの競馬。
ビッグオレンジが引っ張るスローの流れで4コーナーで勝ち馬のプリンスオブペンザンスは先行勢の外目に付けると追い出されると反応よく伸びて、内から外に持ち出したマックスダイナマイトと内からようやく抜け出して来たクライテリオンの追撃を封じて半馬身差をつけてのゴール!(タイム3:23.15)
2着にマックスダイナマイト、3着にクライテリオンが入り1番人気に支持されたフェイムゲームは大外から差を詰めるも13着、ホッコーブレーヴは勝負所で他馬との接触もあり17着での入線となりました。
勝ったプリンスオブペンザンス(PRINCE OF PENZANCE )に騎乗したミシェル・ペイン騎手(Michelle Payne)は155回の歴史を誇るメルボルンカップで初の女性騎手勝利となりました。
大外に持ち出したフェイムゲーム
しかしプリンスオブザペンザンスが伸びる
歓喜のガッツポーズ
17着に敗れたホッコーブレーヴ
13着のフェイムゲーム
大きな拍手に包まれての引き揚げ
厩務員のダウン症の兄スティーブさんと兄妹制覇を成し遂げた!
満面の笑顔
あとがき
今年も1番人気に支持されたものの他頭数の競馬の難しさにやられた思いです…
決して力負けでは無いとは思うのですが、競馬の神様は簡単には勝たせてくれませんね。
しかし女性騎手初のメルボルンカップ制覇という歴史的な瞬間に立ち会えました!
日本馬は残念ながら負けてしまいましたが勇気ある挑戦に夢を見せてもらいました。
ワタシの中でのオーストラリア初勝利はまたお預けとなりましたが、良い経験させてもらってます。
お世話になった皆様ありがとうございました!