4年連続4回目のメルボルンカップ!
毎年11月の第一火曜日に行われる南半球最大の競馬イベントのメルボルンカップ(芝3200mのハンデ戦)、今年は日本馬不出走でしたがワタシ自身4度目の遠征に行って来ました。
天皇賞→ブリーダーズカップ→(羽田→成田)→メルボルンという強行軍でしたがカップ三連発を堪能しました(天皇賞は海外ではエンペラーズカップとも言います)
メルボルン到着がレース前日の深夜、翌朝フレミントン競馬場の事務所に取材パスを受け取りに行って(昨年も行ったので勝手知ったる)から競馬場へ、この日は朝から大雨で競馬場に着く直前まで霧雨でしたが着いた頃には曇り、レースの時間には陽が出るまでになりましたが4回目にして一番寒いメルボルンカップデーとなりました。
しかしその寒さもへっちゃらなくらいに薄着でオシャレする現地の方々、ワタシもたいがい暑がりですがこの方たちの耐寒性能には参りました。
春から夏に季節を変えようとするメルボルン、場内にはカラフルな花々が咲いておりとても華やかな気分にしてくれます。
7レース、メルボルンカップ
一頭取り消しの23頭立てで行われた今年のメルボルンカップ、伝統のハンデ戦で難解なレースでしたがゴール前で抜け出したJohannes Vermeer(ヨハネスフェルメール)を一完歩づつ詰め寄る同じ勝負服のRekindling(リキンドリング)、最後の最後でアタマ差交わした所がゴール!
昨年アルマンダンで制したウィリアムズオーナーが今年は6頭出しでワンツーフィニッシュとなりました。
管理するジョセフ・オブライエン調教師は若干24歳でメルボルンカップトレーナーになりました(2着は父エイダンの管理馬でした)
Altona(アルトナ)海岸調教
ワタシがメルボルンに来たがる理由の一つに海岸調教を撮れる!っていうのがあります。
ここ数年の経験で月・水・金曜日にやることが分かりました、ってことでメルボルンカップの翌日は恒例の撮影に出ました。
が、厚い雲に覆われてちょっと残念な感じでしたが最後に野生のペリカンとのコラボが撮れたのでヨシとしましょう!
カイントン競馬場(Kyneton Race course)
朝の海岸調教撮影後は現地で調教師をしている日本人の島さんの馬(ビヨンドザドリーム・Beyond the Dream)が出走するということで車で1時間ほどの場所にあるカイントン競馬場へ応援に行って来ました。
とても小さな競馬場ですが多くの人で賑わって居ました(この日、ここでカップのレースが行われ祝日になっているようです)
ビヨンドザドリーム(Beyond the Dream)を応援する日本から来たメンバー
前走の勝ちっぷりから1番人気に支持されたビヨンドザドリーム、人気に応えて危なげなく勝利し島さんに2勝目をプレゼント!(前走で初勝利)
異国の地で頑張る日本人競馬関係者の勝利の瞬間に立ち会えて、勝利関係者にふるまわれるシャンパンも頂いて貴重な経験が出来ました。
オークスデー
木曜日はフレミントン競馬場でケネディオークスデー!
とてもカラフルな女性たちが目一杯のオシャレをして競馬を楽しみに来ます。
メルボルンカップと違い休日では無いので場内は空いており、またこの日は暑いぐらいの快晴でまた違った一面を見ることが出来ました。
レースは連勝中の単勝1.8倍の圧倒的1番人気のAloisia(アロイジア)が伸びあぐねる中、2番人気のPinot(ピノ)が力強く伸びて女王に!
新たな出会いもあってなかなか貴重な経験が色々と出来たメルボルン遠征になりました、お世話になった方々ありがとうございました!
満足の遠征となった今回の旅、また訪れたいと思わせる素敵なシーンがいくつもありました。
近いうちに次回がありますように!