岡田修平浪漫飛行・2019フランス旅ブログ


スプリンターズステークスからブリュッセルへ

凱旋門賞取材の為に今年もスプリンターズステークス終わりから成田経由でブリュッセル(ベルギー)へ飛びました!

なぜ凱旋門賞取材なのにブリュッセル? と思われますが、ワタシのブログファンにはすっかりおなじみかと思いますがフランス国境に近いベルギーのモンスという町にワロニー競馬場がありその開催が月曜(平地)・火曜(トロッター)共にナイター開催をしておりパリ経由だと間に合わないからでした。

ブリュッセルに着いてレンタカーを借りてワロニー競馬場へレッツゴー♪

高速道路の工事の影響で1レースにギリギリでしたが間に合い、そこから撮りまくり! 既に6回目となった今回の訪問、おなじみジョッキークラブマネージャーのメイナートさんや顔見知りに挨拶もしてどんどんと撮影するのでした。

それにしても毎回思いますが「近い!」とにかく馬と人の距離が近い! たまらんです♪ しかし残念ながら期待していた夕焼けは出ず…(涙)

10・1火曜日ワロニー競馬場(トロッター)

翌日の10・1火曜日もトロッター競馬を撮りにワロニーへ、しかし平地の方が近いし面白いですね!?

 

シャンティイからフォンテーヌブローへ

10・2水曜日、フランスのシャンティイに滞在中のキセキが凱旋門賞の追い切りをするので撮影に向かう、フランスギャロさんのご厚意によって撮影場所まで連れて行ってもらいレゼルヴォワの直線芝コースにて待機。 ここは初めてくる場所なのでとても新鮮ですがホントだだ広い森の中で街の喧騒とは無関係な時間が流れてました。 赤のブルゾンを着たスミヨン騎手が跨り追い切られたキセキ、そのすぐ後ろを元日本調教馬のモンドシャルナがフランス武者修行中の西村淳也騎手騎乗で続きました。

朝の調教撮影が終わるとパリから南へ60kmほど離れたフォンテーヌブロー競馬場へ移動、ここは昨年伺うチャンスがあったものの調教写真の送信などで時間がかかり、また高速道路で大型車の事故による通行止めで着いた時には競馬が終わってたという悲しい結果に… リベンジを兼ねて今年はそそくさと移動しました!

広大なフォンテーヌブローの森の中のラ・ソルの森にポツンと佇む競馬場、1862年というナポレオンの時代に建てられたという歴史のある競馬場でした(残念ながら当時の物は残ってないそうです)

着いてすぐにカメラを取り出し構えているとスーツの紳士(フレデリックさん)に声を掛けられて「日本から来たの? お茶でもどう??」と開催事務室のような所でコーヒーをご馳走になりました♪ その方は競馬場のディレクターの方でした、そしてそこのバルコニーから撮ってもいいよ!と普段撮れないアングルから撮らせてもらいました。

出だしからなんというラッキー、これはもう「大好き競馬場」にいきなりランクイン!

「せっかくなら厩舎エリアも撮れば!」と、どこの馬の骨かも分からないワタシに親切にして下さったフレデリックさん、たまたま居合わせた日本人の競馬ファンも一緒に案内してもらい大満足(フレデリックさんとツーショットは日本人の競馬ファンMさん撮影)

色々とありがたいですホント。

 

10・4金曜日ナント競馬場

フォンテーヌブローから3時間半かけて西へ移動してナントの街へ移動して来ました、ここはフランス人が住みたい街No.1にもなったことのある人気の街でとても活気を感じました、このナントで金曜日に開催があったので張り切って競馬場へ♪

パリから400km離れており中々来れる機会がないので目一杯楽しもうと思っていると入口から陽気なオジサンにフランス語全開で喋られて(もちろん理解不能)なかなか楽しそうな予感、1レースのパドックで撮影していると仲良しフランス人カメラマンが「ワォ、サプラーイズ」と近づいてきて「なんでお前がこんなとこに居るんだ?」と、サンクルーで開催しているけど行ったことがあるから初めてのナントに来たかったと説明しその場を分かれると、しばらくしてそのカメラマンが「チェアマンに言っといたから、パドックも入っていいし、後で馬場も中に入ろう!」と言いに来てくれました、ナントいう良い人でしょう!

障害レース時に馬場内へ入れてもらい至近距離から撮影出来た事に感動しました、ホントありがたいです。 また入口で会ったおじさんが馬券で儲けたらしくジュース奢ってくれました! これまた「メルスィー♪」

 

土日開催のパリロンシャン競馬場はこちら

第98回凱旋門賞(Qatar Prix de l’Arc de Triomphe) PC.ブドー騎乗・ヴァルトガイスト(WALDGEIST)優勝

 

 

10・7月曜日コンピエーニュ競馬場

凱旋門賞翌日の帰国日、帰りがブリュッセル発21時の飛行機だったのでどこか開催している競馬場は無いかと調べたらコンピエーニュ競馬場が開催してました。

パリから北東へ80kmくらいの所にあるコンピエーニュ、ちょうど北上して帰るにはもってこいということで行くことにしました。

着いてすぐにスタンドの窓からレース後に引き上げて来て馬を回している所を撮影していると、オジサンからこっちからの方が良く撮れるぞ!とテレビ中継カメラがある屋上へ案内してくれました♪(中継カメラのスタッフさんでした) ホントいきなりの神対応、フランスの方々優しすぎです! そうなりゃもう色々と撮りまくりですよ!!

この日コンピエーニュで騎乗があった西村騎手、フランスで開業している小林調教師も見かけることが出来ました。

この日は女性騎手が多く騎乗しており、日本の競馬ファンにも大人気のミカエル・ミシェル騎手も2鞍乗ってました。 7レースではNicco(ニッコ)さんが見事勝利しました!

またこの日、前日に凱旋門賞を制したブドー騎手の即席レセプションが行われて貴重なシーンをパチリ! こちらのオフィシャルカメラマン撮ってなかったんですけど大丈夫なんかしら?

 

今回の旅で色々と親切にしてもらい、各競馬場で色んな方に飲み物ご馳走してもらってここでもそんな事起こったりして? なんて思っていると、ナントびっくり(あ、ここはコンピエーニュ)ミカエル・ミシェル騎手のマネージャーがコーヒー飲み行こうと誘ってくれました♪

そしてナント、ナントご本人登場! 4レース騎乗後に7レースまで時間があるということで日本から来た競馬ファンも合流し皆でわいわいとお茶タイム、日本では考えられない開催中のレースの合間での騎手とのお茶!

めっちゃ素敵やん♪

 

いやぁ充実した旅となりました、今回はホント全て上手く進んで皆様の親切に助けられて大満足に写真も撮れました♪

やはり気分転換で普段と違うもに触れて刺激を得るのも大事ですね、お世話になった方々本当に本当にありがとうございました!

See You