第65回宝塚記念 菅原明良騎乗・ブローザホーン優勝


上半期を締めくくる、春のグランプリ宝塚記念

前日の大雨の影響で重馬場で行われた、第65回宝塚記念。 18年ぶりの京都開催でのレースとなったが、1日中雨予報の中でもメインレースの時間帯だけ雨雲が途切れて、濡れずに済みそうと思っていたらスタートと同時に大粒の雨が降り出して雨中の決戦となりました。

レース当日の京都競馬場の雰囲気と新馬戦からお届けします。

5レースのメイクデビュー(芝1800m)は川田将雅騎乗のエリキングが人気に応えて新馬勝ち、口取り撮影時に藤田オーナーがエリキポーズを披露

第65回宝塚記念(芝2200m G1)

メインレースの第65回宝塚記念(芝2200m G1)には13頭が出走、ファン投票1位のドウデュースが1番人気に支持されて有馬記念に続くグランプリ連覇へ期待が高まっていた。

パドックでは晴れていた天気も返し馬の頃から暗くなり、レースと同時に降り出した雨の中でのレースとなった宝塚記念。

紅一点のルージュエヴァイユが引っ張る展開でレースが流れ、4コーナーを回っても先頭のルージュエヴァイユに外からプラダリア、更に外からベラジオオペラ、更に大外からブローザホーンが凄い脚で伸びて来て残り100mで先頭に立つと、あっという間に2馬身差をつけてG1初制覇のゴールとなった。

2着にソールオリエンス、3着にベラジオオペラが入り、内を狙ったドウデュースは6着でゴール、グランプリ連覇の夢は消えた。

勝ったブローザホーンの菅原明良騎手、管理する吉岡辰弥調教師も嬉しいG1初勝利となった。

関係者の皆様おめでとうございます!

想像以上の大外を走って来たブローザホーン、望遠レンズだと前のカメラマンのカッパがかぶり右側が白っぽい写真になってしまったが、中には撮れなかったというカメラマンもいて天気もレースも過酷な宝塚記念となった。

足元に置いたカメラでも大きすぎてフレームに収まらなかったくらいの、大外を走ったブローザホーン、この馬場でのこの走りはロンシャン競馬場向きかと思ってしまう!

秋は国内専念という話だが、凱旋門賞という選択肢もあって欲しい(あくまでも個人的な意見です)