すっかりと12月の風物詩として定着した、香港国際競走!
12月の恒例行事として、今年も香港国際競走の撮影に出掛けました。
毎年、水曜日の朝の調教撮影から撮影開始するので現地に火曜日入りします。
今年は15時前にメディアセンターに到着し、プレスパスを受け取ると15:40に翌日のIJC(インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ)の騎手カンファレンス会場行きのバスが出るというので、撮影に向かった。
カンファレンス会場は元刑務所跡を改装した、中環(セントラル)にある観光名所で、騎手紹介後に香港ジョッキークラブCEOのプレスゲス氏より名前入りのヘルメットが各騎手にプレゼントされた。
2024IJC(香港インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ)
水曜日の朝の調教撮影を終えると、ゆっくり休んで夜に行われるIJC(インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ)に備えた。
ハッピーバレー競馬場で行われる、インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ。
レースが始まるまでは、テラスで豪華なディナービュッフェやアルコールを頂きながら、ハッピーバレー競馬場の雰囲気も撮影。
3レース後に行われる、騎手紹介が終わると花火が打ち上げられて、IJCがスタート!
日本からは昨年に続き、川田将雅騎手が参戦。
第1戦ではバルザローナ騎手が人気薄を激走させて、差し切り勝ち。
第2戦は、マクドナルド騎手が接戦を制しポイント獲得。
第3戦は、ドイル騎手が粘って勝利。
第4戦は、バルザローナ騎手が2勝目を挙げて優勝を確定させた。
優勝 M.バルザローナ 30ポイント
2位タイ H.ドイル 12ポイント
2位タイ J.マクドナルド 12ポイント
11位タイ 川田 将雅 0ポイント
香港国際競走デー
快晴で迎えた日曜日の香港国際競走デー、沙田競馬場には7万人弱の観衆が詰めかけて大いに盛り上がった。
この日の気温は22℃と、とても過ごし易い気温で少し動くと暑いくらいだった。
第4レース 香港ヴァーズ(芝2400m G1)には
ステレンボッシュ(牝3歳 美浦・国枝 栄厩舎)
プラダリア(牡5歳 栗東・池添 学厩舎)が出走。
1番人気ステレンボッシュが直線先頭に立つも差されて3着でゴール。
勝ったのはO.マーフィー騎乗のジアヴェロット。
プラダリアは11着でゴール。
第5レース 香港スプリント(1200m G1)には
サトノレーヴ(牡5歳 美浦・堀 宣行厩舎)
トウシンマカオ(牡5歳 美浦・高柳 瑞樹厩舎)
ルガル(牡4歳 栗東・杉山 晴紀厩舎)が出走。
パートン騎乗の香港の新怪物、カーインライジングが圧倒的な1番人気に応えて優勝、サトノレーヴ3着、トウシンマカオ9着、ルガル11着でゴール。
第7レース 香港マイル(1600m G1)には
ジャンタルマンタル(牡3歳 栗東・高野 友和厩舎)
ソウルラッシュ(牡6歳 栗東・池江 泰寿厩舎)が出走。
J.マクドナルド騎乗のヴォイッジバブルが人気に応えて優勝、ソウルラッシュ2着、ジャンタルマンタル13着でゴール。
第8レース 香港カップ(芝2000m G1)には
タスティエーラ(牡4歳 美浦・堀 宣行厩舎)
リバティアイランド(牝4歳 栗東・中内田 充正厩舎)が出走。
昨年の優勝馬J.マクドナルド騎乗のロマンチックウォリアーが圧倒的な1番人気に応え、ゴール前でマクドナルド騎手が後ろを振り返る余裕を見せる程の圧勝劇を演じ、史上初の同レース3連覇を達成、リバティアイランド2着、タスティエーラ3着でゴール。
今年もヴァーズはヨーロッパ調教馬。
残りの3レースは香港馬が3勝と、昨年と全く同じに結果になった、香港国際競走デー。
日本馬も全てのレースで馬券に絡むも、惜しくも勝利するシーンを撮影する事が出来なかった。
次の機会こそ、勝利の瞬間をバッチリと狙いたいと思う。
香港ジョッキークラブをはじめ、香港でお世話になった皆様ありがとうございました。
See You!