牡馬三冠最終戦
皐月賞、ダービーに続く牡馬三冠の最終戦の菊花賞、今年は皐月賞、ダービー1・2着馬が不在という混戦模様なレースとなりました。
先週よりも紅葉が進み秋らしい気配も感じられる阪神競馬場、10月にしては暑いくらいの好天に恵まれた絶好の競馬日和となりました。
そんな菊花賞デーを写真で振り返りたいと思います。
1~5レース
2歳の未勝利戦から新馬戦へと立て続けに5レースが行われました、1レース(ダート1800m 未勝利)は川田優雅騎手騎乗のカレンアルカンタラ。 2レースは(芝1600m 未勝利)北村友一騎手騎乗のムーンプローブ。 3レースは(芝2000m 未勝利)川田将雅騎手騎乗のサトノクローク。 4レースは(ダート1200m 新馬戦)岩田望来騎手騎乗のタカネノハナコサン。 5レースは(芝1800m 新馬戦)松山弘平騎手騎乗のドクタードリトルがそれぞれ制しました。
特別レース(8~10レース)
8レースはなでしこ賞(ダート1400m 二歳1勝クラス)、浜中俊騎手騎乗のフェルヴェンテ。
9レースは北摂特別(芝1200m 三歳上2勝クラス)、横山武史騎手騎乗のスリーパーダ。
10レースは元町ステークス(芝1600m 三歳上2勝クラス)、坂井瑠星騎手騎乗のフラーズダルムがそれぞれ制しました。
第83回菊花賞(芝3000m G1)
メインレースの菊花賞は18頭が出走、2番人気に支持されたダービー3着馬の田辺裕信騎手騎乗のアスクビクターモアがハイペースなレースの流れの中で2番手追走から2周目の4コーナーで早め先頭に立つと4馬身差をつけてセーフティーリードかと思われた残り100mで外からボルドグフーシュとジャスティンパレスが追い上げて来て最後はアスクビクターモアとボルドグフーシュが並んでゴールイン! ワタシの撮影位置からでは内が勝ったように見えましたが(写真も内の馬狙い)スローモーションが流れると外が差しているようにも見えて1・2着馬は引き上げ時点で共にどちらが勝ったか分からずにウインニングランせずに帰って行きました、しかしアスクビクターモアが1着馬の所へ入り、ボルドグフーシュが2着の所へ入ったのでワタシの写真的にはそのままの決着が良いなと思っていたら写真判定の結果、1着アスクビクターモア、2着ボルドグフーシュ(ハナ差)となり胸をなでおろしました。
勝ったアスクビクターモアはダービー出走馬の中で最先着馬で世代の中での強さを証明しました、道中のハイペースもあって3:02.4というレコード駆けとなりました。
ハナ差となった菊花賞、展開的に内を狙いましたが外に差されてたらと思うと背筋に嫌な汗が流れます… しかしそういう展開でもフォロー出来るように2台持ちで撮影、キャプションに「2台持ち2号機」と書かれたのが優秀な仕事をしてくれてます。 これを自在に操るには普段からの練習のみで上手くG1の大舞台でものに出来ました♪
さあ今週はワタシの個人的に大好きな天皇賞秋! 府中の2000mという面白い戦い、でもハナ差決着のレースは止めて欲しいもんです。