第90回東京優駿 D.レーン騎乗・タスティエーラ優勝


競馬の祭典

競馬の祭典の東京優駿(日本ダービー)が行われました、ダービーに始まりダービーに終わる!

1年の競馬サイクルはダービーを中心に回っていて今年もお祭りムードの中での開催となりました、観客も7万人が入れるようになりコロナ騒動前に少しづつですが賑わいが戻って来ました。

先ずは土曜日の京都競馬場で行われた、こちらも3歳限定の葵ステークスから振り返って行きたいと思います。

好天に恵まれてとても蒸し暑い京都競馬場、新装オープンから最終週を迎えまだまだ新アングルなど狙いはあると思いますが撮れた範囲で雰囲気をお届けします。

第6回葵ステークス(芝1200m G3)

翌日の東京優駿の半分の距離で行われたG3の葵ステークス(芝1200m G3)は今までに見たことが無いようなロケットスタートを決めた武豊騎手騎乗のモズメイメイがそのまま鮮やかに逃げ切ってチューリップ賞に続いて重賞2勝目を挙げました!

第90回東京優駿(芝2400m G1)

日曜日の東京競馬場は競馬の祭典の東京優駿(日本ダービー)デーを好天で迎えました、やはり場内のざわざわ感が通常のG1デーとは比べものにならないくらい賑わっていました。

先ずは場内の雰囲気からお届けします。

歌手の石井竜也さんの国家独唱で最高潮に達した熱気のままファンファーレの手拍子に迎えられて18頭がゲートイン! ゲートが開くと17番ドゥラエレーデが前のめりになって坂井瑠星騎手が落馬の波乱のスタートとなりました。 16番枠からスタートしたパクスオトマニカが後続を引き離して逃げの戦法に出て4コーナーを回る時点では7~8馬身の大きな差を広げて直線に向くも残り200mでタスティエーラとホウオウビスケッツが並びかけてきて先に抜け出したタスティエーラに外ソールオリエンス、内ベラジオオペラさらに外からハーツコンチェルトと4頭が並んでゴール! 内から2頭目の先に抜け出したD.レーン騎乗のタスティエーラがクビ差ソールオリエンスの追撃を抑えて第90代ダービー馬に輝きました。

無敗の二冠に挑戦した1番人気のソールオリエンスがクビ差2着、そこからハナ差3着にハーツコンチェルトが入った。

ワタシが撮り始めたダービーの中で過去一番にゴール前の大接戦となったレースでしたが、先に抜け出したタスティエーラが押し切ったので上手くフレーミング出来たと思います。

2番人気に支持されたルメール騎手騎乗のスキルヴィングがゴール後に倒れて心不全による死亡と発表されました、落馬あり故障発生ありのちょっと複雑なレースとなってしまいました。

色々とありましたが、熱いレースが見れました。

関係者の皆様おめでとうございます!

第137回目黒記念(芝2500m G2)

ダービーデーの最終レースは恒例の第137回目黒記念(芝2500m G2)が行われました、逃げたディアスティマをD.レーン騎乗のヒートオンビートがアタマ差し切った所がゴールとなりました、外から差して来るのは分かってたんですが届かないと判断し内を狙いました…失敗

この日の4勝目を挙げたD.レーン騎手、今年のダービーデーはレーン騎手の日となりました。

早いもので今週の開催から来年のダービーを目指す新馬戦が始まります、新たなドラマに期待して良い写真を残して行きたいと思います。