第45回ジャパンカップ M.バルザローナ騎乗・カランダガン優勝


国際招待競走「ジャパンカップ」

11月も最終週を迎え、今年最後の京都・東京開催となった。

土曜日の京都では京都2歳ステークス。

日曜日の東京競馬場では、ジャパンカップと楽しみいっぱいなレースが開催された。

先ずは土曜日の京都競馬場から、お届けします。

5レースのメイクデビュー(芝1600m)はA.プーシャン騎乗のレッドリガーレがハナ差の接戦を制した。

6レースのメイクデビュー(ダート1800m)はC.デムーロ騎乗のエンブロイダリーの弟、バートラガッツが人気に応えて新馬勝ち。

第12回ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(芝2000m G3)

メインレースの第12回ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(芝2000m G3)には11頭が出走。

北村友一騎乗の9番人気ジャスティンビスタが、まとめて差し切り勝ち。

2着に10番人気のアスクエジンバラ、3着に3番人気ゴーイントゥスカイが入り、波乱の決着となった。

関係者の皆様おめでとうございます!

ジャパンカップデー

暖かく好天に恵まれた、ジャパンカップデー。

いい感じに紅葉も進んでおり、秋競馬の締めくくりにふさわしい天気となった。

朝から多くのファンが詰めかけた。

今年は外国馬の参戦が一頭も、カルティエ賞受賞の年度代表馬のカランダガンが来日。

迎え撃つ、日本馬との対決に注目が集まった。

5レースのメイクデビュー(ダート1600m)はT.マーカンド騎乗のエジプシャンマウが新馬勝ち。

6レースのメイクデビュー(芝1800m)はルメール騎乗のゴーラッキーが新馬勝ち。

8レースのベゴニア賞(芝1600m)はD.レーン騎乗のドリームコアが人気に応えた。

第45回ジャパンカップ(芝2400m G1)

最終レースに行われた第45回ジャパンカップ(芝2400m G1)

外国馬一頭を含む17頭で争われた。(ドゥレッツアが取消)

ゲートが開いてすぐにアドマイヤテラが落馬するハプニング。

セイウンハーデスがハイペースで逃げる形で、レースは始まった。

前半1000mが57.6というペース、有力馬はじっくりと構えてスパートのタイミングを計る。

残り300mでセイウンハーデスがいっぱいになると、今年のダービー馬クロワデュノールが伸びて来る。

しかし残り200mでルメール騎乗のマスカレードボール、バルザローナ騎乗のカランダガンが一気に先頭へと上がる。

二頭のマッチレースも、並んだままゴール。

しかし外のカランダガンがアタマ差、差しており2005年アルカセット以来となる外国馬の勝利となった。

ゴール後に掲示されたタイムは驚異の「2:20.3」

2018年にアーモンドアイが記録したレコードをコンマ3秒更新した。

ヨーロッパ最強馬の力を見せつけた、第45回ジャパンカップ。

もう外国馬は勝てないかも?と思われていたが、日本の高速馬場をあっさりと克服し20年ぶりとなる外国馬勝利に沸いた。

カランダガン来日してくれてありがとう。

珍しく馬券も当たり、良いジャパンカップとなた。