暮れのグランプリ有馬記念!
早いもので2015年も残り後僅かですね…
中央競馬の最後を飾る暮れの総決算の有馬記念が今週行われます。
過去に数々のドラマを生んだ中山競馬場を舞台にした2500mの戦い、逃げ切りあり差し切りありと色んな名勝負が生まれました。
今回の回顧は2000年の優勝馬テイエムオペラオー以来となる秋の古馬三冠(天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)を達成した第49回(2004年)のゼンノロブロイです。
第49回有馬記念
秋の天皇賞でG1初勝利を挙げたゼンノロブロイが勢いそのままでジャパンカップも制し、堂々の1番人気で出走。
そのジャパンカップで2着のコスモバルクが2番人気、宝塚記念を勝って凱旋門賞帰りのタップダンスシチーが3番人気、菊花賞馬デルタブルースが4番人気とここまでが10倍以下の人気。
レースはスタートして、すっと先手を奪うタップダンスシチー、連れてヒシミラクル、コイントスが続きスタートがあまり良くなかったゼンノロブロイは二の脚で上がって行き早めの競馬、1周目のスタンド前では早くも2番手につけるゼンノロブロイ。
3コーナー手前でタップダンスシチーのペースに各馬が脱落するなか、ゼンノロブロイはぴったりとマークし直線に向いて二頭のマッチレースの様相に! 最後の坂を上ってからも粘るタップダンスシチーを外から鋭く伸びたゼンノロブロイが半馬身交わしてレコードタイムで優勝(タイム2:29.5)
なんと鞍上のペリエ騎手はシンボリクリスエスの連覇と合わせて有馬記念三連覇という大記録を達成しました!
二頭のマッチレースに!
最後は交わした
有馬記念三連覇のペリエ騎手
秋の古馬三冠を達成
年度代表馬に輝いた
管理する藤沢厩舎も三連覇!
結果的に現役最後の勝利となった…
この年の年度代表馬に輝いたゼンノロブロイ、翌年も現役を続けましたが惜しい競馬も勝つことが出来ず結果的にこの有馬記念が最後の勝利となりました。
引退して種牡馬となったゼンノロブロイはJRA史上初のG1レース1着同着となったサンテミリオンや人気者のペルーサの父として活躍馬を輩出しています。
今年はどんなドラマが待っているのか!?
有馬記念は27日15:25発走です!
カレンダー
JRA関連のカレンダーですが代理店による入札形式やプレゼンによる採用などで決まるのですがワタシの今年はJRA-VANのカレンダーに小さく2枚使われたのみとかなり寂しい感じでした。
が、今月発売の優駿1月号付録のカレンダーの12月に採用されてなんとか我が家のトイレに飾れるものが出来ました(笑)
平成2年撮影ってワタシまだ大学生でしたね(大学行きながら競馬撮ってました、というか競馬撮りながら大学行ってました!)
25年の時を経ても形になるって素敵ですよね、それでワタシ良い写真撮ってますね~昔の自分に負けないよう今年もバッチリ撮ろうと思いました。
皆様、良いクリスマスをお迎えください~!
クリスマスと言えばウチの息子が学校で聞いてきた話があって、友達が昨年サンタさんから4万円の現金を貰ったと!
で、おもむろに息子が「父ちゃんは大人やから無理やけど子供のオレからサンタさんに現金お願いしてあげよか? 多い方がええやろから300億円な!」だって…
お願いですからサンタさんに頼むの1万円くらいにして下さい(笑)