韓国国際交流競走元年!
今年より新設された韓国の国際競走2レースの韓国スプリント(ダート1200m 韓国G1)と韓国カップ(ダート1800m 韓国G1)
(注:国際格付けがパート2国なので国内G1扱いなので国際的なG1(G表記)ではありません…)
日本馬が4頭出走とあってワタシ自身、初の韓国遠征して来ました。
取材申請時からバタバタとしておりましたが、行ったらなんとかなるもんでなんやかんやと楽しみました。
ワタシ正直、ソウル競馬場なめてました…
想像以上に立派で、でかいです!
馬場も広いしスタンドも大きいし、何よりギネスに載せるという世界最大のターフビジョンが完成したり馬場内にテーマパークのような公園(結局、日曜の国際レースに完成が間に合わずお披露目は無しでしたが)を作るという力の入れようで、映像なども趣向を凝ってお客さんを楽しませる工夫が随分とありました。
先ずはソウル競馬場の紹介から
地下鉄4号線の競馬公園駅を降りるとホームからすでに競馬モード、改札を出ると競馬新聞を売ってる売店が多数あり、人の流れに着いて行くと競馬場への通路に出ます。
華やかな通路を歩くこと5分弱で入場門に到着!
そこは競馬場と呼ばずに「Let’s Run Park」と呼ばれています。
それでは「Let’s Run Park」をお楽しみ下さい~♪
ね、楽しそうでしょ!?
機会があれば遊びに行ってみては?
KOREA Sprint(韓国スプリント ダート1200m G1)
日本からグレープブランデーとミリオンヴォルツが出走した韓国スプリントは圧倒的な1番人気に支持された香港からの遠征馬で日本でも短期免許での騎乗経験のあるK.ティータン騎乗のスーパージョッキー(Super Jockey)が2番手追走から直線に向くと余裕の手応えで後続を突き離して完勝、日本馬二頭は6番手追走のミリオンヴォルツとその外からレースを進めたグレープブランデーはじわりと直線差を詰めるも4馬身+半馬身差の3着。
ミリオンヴォルツもじわりと伸びるも5着での入線となりました(勝ちタイム1:11.4)
ミリオンヴォルツの返し馬
グレープブランデーの返し馬
直線でも楽な手応え
4馬身離した!
完勝のゴール
KOREA Cup(韓国カップ ダート1800m G1)
メインレースの韓国カップ(1着賞金約5000万円)は日本からクリソライト、クリノスターオーが出走しました。
クリソライトは3.4倍の1番人気、クリノスターオーは5.0倍の3番人気と上位人気での出走となりました。
1800mというレースは内側のダートコースからスタートして、4コーナーで外側に移動するトリッキーなコースで内枠を引いたクリソライトには1コーナー(内側を使用するのでカーブがきつい)の入り方が問題でした。
スタートしてすぐに韓国馬のBEOLMAUI KKUMが飛び出しますが、クリノスターオーとクリソライトが2・3番手で続き、向こう正面の残り900mあたりから日本の二頭が楽に交わすとそこから壮絶なマッチレースとなって4コーナーを回ってさらに伸びるクリソライトがクリノスターオーを突き離すとどんどんと差を広げて6馬身差をつけてゴール(タイム1:52.3)
2着にそのままクリノスターオーが入り3着馬に10馬身の差をつけて日本馬のレベルの違いを韓国の競馬ファンに見せつけた格好となった韓国カップでした。
クリソライトの返し馬
クリノスターオーの返し馬
内側コースからのスタート
スタート後に早くも2・3番手につける
後続を大きく引き離すマッチレース
クリソライトが優勢
突き離す
差を広げる
藤井騎手のガッツポーズ
6馬身差の圧勝でゴール
2着のクリノスターオー
喜びを爆発させる藤井騎手
クリソライト |
牡6歳 |
父 |
ゴールドアリュール |
母 |
クリソプレーズシンハリーズ |
母の父 |
エルコンドルパサー |
馬主 |
(有)キャロットファーム |
調教師 |
音無秀孝 (栗東) |
生年月日 |
2010年2月2日 |
KOREA CUP(G1)
Won by Chrysolite
Jockey K.Fujii
Trainer H.Otonashi
関係者の皆様おめでとうございました!
ワタシ自身初の韓国遠征でしたが好結果で納得の撮影が出来て満足です!
また機会があれば来てみたい、そう思わせる競馬でした。