国民的行事のメルボルンカップ!
毎年11月の第一火曜日に行われる国民的行事のメルボルンカップ、今年は木曜日に現地入りして調教取材から行って来ました。
最初にトラブル!?
水曜の夕方関空発、香港乗り継ぎでメルボルンに向かったワタシ、最初の関空でトラブル発生…
ビザ免除でオーストラリアに入国するには電子渡航認証(Electronic Travel Authority System: ETAS:イータス)ETASを登録しなければ航空券が発券されません。
昨年もメルボルンカップに行ったのでもちろん登録済、また有効期限が1年なので今年の分も追加で申請しました。
現在有効のETASがあれば追加申請した分は前の期限が切れてから効力を発揮します、幸か不幸か昨年のETASが出発日まで期限があり航空券を発券する際にオーストラリア政府のストップがかかりました…(現地に着いてからのETASが無いという理由)
もちろん追加で申請した旨を伝え、航空会社のスタッフにメルボルンの現地スッタフにも確認してもらい追加の分を確認されました!
が、システムの都合上追加分を上書き出来ずに今日までのETASが居座って発券されません…
なんやかんやでスタッフが頑張ってくれて1時間ほどでようやく発券されて、ギリギリでなんとか飛行機に乗れました。
木曜昼にメルボルンに無事に到着
なんとか無事にメルボルンに到着してレンタカーを借りてメルボルンカップが行われるフレミントン競馬場に取材パスを取りに行きます。
事務所にて無事にパスを受け取ると検疫厩舎兼調教場のウェリビー競馬場へ移動してロケハン。
初めての場所なので確認してかないと翌日の朝に慌てるとロクなことが起きないのでね!
ほどなくして着いたウェリビー競馬場、現在開催はしておらず外国馬の検疫厩舎として在りますが検疫場所で無い正門が開いていて中に入れました。
移動時間や撮影場所を確認してホテルへ移動、フレミントンとウェリビーのちょうど中間地点で昨年海岸調教を撮影したAltona(オルトナ)ビーチに近い場所のホテルをチョイス!
思ったより広い部屋で隣に馬券が買えるバーもあってなかなか良さげです。
朝食は安定のケロッグ(笑)
一人で安着ビール、ディナーをして翌朝に備えるのでした。
金曜日、最終追い切り日
早朝より追い切りの撮影に向かいます、前日晩飯を食べてる時にカレンミロティックを管理している平田調教師から連絡があって「オーナーも調教見たいので一緒に連れて行ってくれないか?」とあって快諾し、翌朝メルボルンの市内に迎えに行ってからウェリビーに移動。
8:30くらいに追い切り予定なので7:00待ち合わせで時間に余裕を持って出発も朝の6時半くらいで市内へ向かう高速が大渋滞、結局10分ちょっと遅れて合流しウェリビー方向へ向かう高速に乗れたのが7:30過ぎに…
間に合わないかも!?と頭をよぎりましたが、8:10くらいに到着し9:00前に追い切られて無事に撮影が出来ました。
S.ビンスルールとゴドルフィン軍団
カレンミロティックの追い切りに騎乗したベリー騎手
ビンスルール師自ら砂浴びさせてます
カレンミロティックの砂浴びシーン
調教後は昨年撮影した野生のペリカンが居た場所に移動も見つからずに断念、翌日のヴィクトリアダービーに備えるのでした…
海岸調教へ
土曜日のヴィクトリアダービーの様子は既にブログ書いたので、日曜の朝に海岸調教が行われるオルトナビーチへ!
朝の6:30に現地に着いてスタンバイ、しかしいつまで経っても馬は現れません…
結局11:30まで粘るも馬が来ないので朝の犬の散歩と朝日のみ撮影にて終了!
悔しいので馬を撮影に行こうと思い、調べたらペニンシュラ半島のモーニントン競馬場(Mornington Racecourse)で競馬開催してるので移動♪
初めての競馬場にワクワク!
モーニントン競馬場の様子ですどうぞ。
この日は日本で天皇賞が行われる日、ここの競馬場でも日本の馬券も簡単に買えるのでチャレンジ!
天皇賞を仕込んでから、ペニンシュラ半島まで来たのでアーサーズシートまで移動。
アーサーズシートは高台にある展望台で半島を見渡すことが出来て、野生のカンガルーが生息しているのでついでに撮影♪
見ると幸運になるという赤いインコも発見!
長い1日でしたが満足でした!
メルボルンカップパレード
メルボルンカップの前日の月曜日はパレード!
昨年市内に車で移動した際に駐車場が異常に高かったので電車移動することに、最寄駅に車を停めてメルボルンでの初電車♪
こちらでもスイカのようなカード(Mykiカード)を使って簡単に乗れます。
Mykiカードは大きい駅やコンビニで買えてチャージして使います。
乗る時と降りるときに緑のリーダーにピッとすればOK!
フリンダーズストリート駅前の街の中心地での盛大なパレードが行われて、メルボルンカップの盛り上がりも最高潮に達します。
出走各馬の関係者3人がオープンカーに乗れ、カレンミロティック陣営はオーナー夫人、その友人、レースに騎乗するベリー騎手とベリー騎手の赤ちゃんが乗り、平田師は横で歩いてシークレットサービスのようでした(笑)
華やかなパレードで盛り上がりが伝わって来ます、仕事を終えるとホテルに一度戻り天皇賞終わりでメルボルンに駆け付けたカメラマンと合流し晩飯を食べて翌日に備えて早めの就寝。
メルボルンカップデー
こちらも既に記事http://shuhei-okada.com/2016/11/156th_melbournecup/にしたのでレース後の様子を!
レース後は毎回思いますがホントお祭り騒ぎで飲んでちらかして終わり…っていう感じです。
ゴミを狙ったカモメの多いこと。
レースは残念でしたが細やかな残念会で中華を食べてこの日は終了、デザートで出てきたパイナップルを揚げたドーナツは斬新でした♪
最終日
1週間滞在したメルボルンも最終日!
朝の海岸調教が撮れるように夕方発の便にしているので再度チャレンジ。
去年もメルボルンカップの翌日に行って撮ったので、今年もそれに期待して行きました。
この日は張り切って6時過ぎから待機、しばらくすると馬運車が到着!
「よっしゃ~」と気合満点で撮影に臨みました。
駐車場には馬運車とワタシの車だけ
日曜日はクリケットしてた広場を抜けて行きます
大満足で終了♪
ホテルをチェックアウトして空港近くにあるリービングレジェンド(生きる伝説)牧場へ!
ここは活躍した競走馬が引退後に過ごす場所で香港で活躍した馬も多く居ました。
また2年前のメルボルンカップでレース後に急死したアドマイヤラクティのお墓もあって競馬ファンが訪れる場所です。
ラッキーナイン(左)、ブリッシュラック
サイレントウィットネス(左)、グッドババ
この後、空港へ移動して香港経由にて無事に帰国しました。
ゆっくり過ごしたメルボルンが早くも懐かしく思います、機会があればまた次回色々と撮りに行きたいと思います♪