G1に昇格
古馬の中距離重賞として親しまれた大阪杯(芝2000m)が今年より中距離路線の充実という名目でG1レースに昇格し桜花賞より先に阪神競馬場の春の訪れを告げるG1というポジションになりました。
G2時代から名馬による名勝負が演じられて来ましたがG1初年度の今回も豪華メンバーが集まりレースに華を添えましたが、例年に比べ肌寒い日が続き桜の開花が遅れている関西地方、場内を見渡してもまだまだ開花前でせっかくのG1ですが桜とのコラボは厳しく華を添えれなかったです(この調子だと翌週の桜花賞も満開前ですね…)
花見には残念な競馬場でしたが、青空の好天の中での競馬で多くのファンが集まりました!
第61回大阪杯(芝2000m G1)
昨年の年度代表馬キタサンブラック、昨年のダービー馬マカヒキ、香港国際競走でG1初制覇のサトノクラウン、変則金鯱賞連覇のヤマカツエース、昨年の大阪杯の勝ち馬アンビシャスなど豪華メンバーで行われた大阪杯!
昨年の有馬記念以来の出走となるキタサンブラックですがファンは1番人気に支持、大阪杯の勝ち方を最も知る男の武豊騎手を背にどんな走りをするのかに注目が集まりました。
逃げ宣言をしているマルターズアボジーが居る中で先手を奪い逃げの作戦に出るのか!? それとも好位からの競馬をするのか?
運命のスタートは好スタートを切るも外の二頭(ロードヴァンドール、マルターズアボジー)の動きを見て先に行かすキタサンブラック&武豊。
マルターズアボジーが予想通り逃げて3番手をキープしじっくりと進めるキタサンブラック。
前半1000mが59.6のペースでマイペースで逃げ続けるマルターズアボジー、内回りコースの短い直線に向いてもまだ頑張るマルターズアボジーを慌てず絶妙のタイミングでゴーサインを出す武豊騎手、残り200mできっちりと捉えるキタサンブラック、早めのスパートに後続のステファノス、ヤマカツエースの追い込みも届かずでG1四勝目のゴール!(タイム1:58.9)
昨年2着の雪辱を果たし初代G1王者に輝きました、レース撮影はキタサンブラックの完勝なので簡単で良かったです♪
抜け出すキタサンブラックにステファノスが襲い掛かる
しかし突き離す
年度代表馬の貫録
ガッツポーズ
G1四勝目のゴール
1番人気に応えた
ファンの声援に応える
大阪杯7勝目の武豊騎手
北島三郎オーナーも笑顔
キタサンブラック |
牡5歳 |
父 |
ブラックタイド |
母 |
シュガーハート |
母の父 |
サクラバクシンオー |
馬主 |
(有)大野商事 |
調教師 |
清水久詞 (栗東) |
生年月日 |
2012年3月10日 |
OSAKA HAI(G1)
Won by Kitasan Black
Jockey Y.Take
Trainer H.Shimizu
関係者の皆様おめでとうございました!
これで天皇賞(春)が楽しみになりましたね!?
阪神大賞典圧勝のサトノダイヤモンドとの有馬記念の再戦で一騎打ちの様相で今からワクワクしてしまいます♪
今週の桜花賞も簡単なレースで終わりますように!