毎年9月の2週目の日曜日に韓国ソウル競馬場行われる国際招待競走のコリアカップ&スプリント!
今年も各レースに日本馬が出走するとあって取材に行って来ました。
火曜日(4日)に日本各地に大きな被害をもたらした台風の影響で予約していた関空便がキャンセルとなり急遽代わりのプランを練った結果、新幹線で下関→船でプサン→韓国の高速鉄道でソウルと大冒険をしながらの韓国入りとなりました。
土曜の朝に着いたプサンで薄曇りの天気もソウルに近づくにつれて青空が出て来て競馬場に着いた時には絶好の撮影日和となりました。
土曜の番組ではアジアデーとして各主催者との交換競走が行われて8RにJRAトロフィーが行われA.ダヴィエルソン騎乗のロードウィナーが完勝しました。
またニュージーランドをベースに活躍している田中正一騎手やワタシの仲良しヌネス騎手、女性騎手のキムヒョジュン騎手が勝利し多彩な面々の活躍を見ることが出来ました。
8レース・コリアスプリント(KOREA SPRINT)
日曜日の8レースに行われた13頭が出走したコリアスプリント(韓国G1 ダ1200m)は地元韓国馬8頭、フランス、日本、UAE、アメリカ、香港から各1頭が対決しました。
スタートからダッシュがつかず後方からの競馬となった日本馬のモーニン(藤井勘一郎騎乗)は4コーナーではまだ7・8番手、しかし残り300mでスパートすると先行勢の脚色が鈍くなり残り200mで並びかけると残り100mで先頭に立ち外から追いすがる香港のファイトヒーローの猛追を頭差しのいで優勝(タイム1:11.5)
昨年のグレイスフルリープに続いてこのレース日本馬の連覇となりました。
モーニン |
牡6歳 |
父 |
Henny Hughes |
母 |
Giggly |
母の父 |
Distorted Humor |
馬主 |
馬場幸夫 |
調教師 |
石坂正 (栗東) |
生年月日 |
2012年4月14日 |
KOREA SPRINT(G1)
Won by Moanin
Jockey K.Fujii
Trainer S.Ishizaka
関係者の皆様おめでとうございました!
9レース・コリアカップ(KOREA CUP)
メインレースのコリアカップ(韓国G1 ダ1800m)には15頭が登録も1頭回避して14頭(地元韓国が10頭、イギリス、アイルランド、シンガポール、日本から各1頭)で争われました。
内回りからスタートする周回コースで圧倒的な人気を受けた前年の覇者ロンドンタウン(岩田康誠騎乗)は好スタートからハナを主張する地元韓国馬のチェヨンダムドッキに先頭を譲るも2番手をキープ。
しかしスピードの違いで向こう正面で早くも先頭に立つと後はマイペースの一人旅に!?
最後の直線を迎えても後続との差は5馬身あり軽く気合いをつけるとどんどん突き離して2着に15馬身差をつけての圧勝劇を演じこのレース連覇を達成し最終的に単勝1.7倍という人気に応えました(タイム1:50.6レコード)
表彰式前の宇宙少女によるミニステージでは熱狂的なファンが多くいて宝塚記念での関ジャニの来場を思い出しました。
ロンドンタウン |
牡5歳 |
父 |
カネヒキリ |
母 |
フェアリーバニヤン |
母の父 |
Honour and Glory |
馬主 |
薪浦亨 |
調教師 |
牧田和弥 (栗東) |
生年月日 |
2013年4月22日 |
KOREA CUP(G1)
Won by London Town
Jockey Y.Iwata
Trainer K.Makita
関係者の皆様おめでとうございました!
3年連続3回目の遠征となった今回も日本馬の勝利に立ち会う事が出来ました、各地で被害がある中で無事に移動が出来て現地に居れたことに感謝したいと思います。
滞在中お世話になった方々及びKRA関係者の皆様ありがとうございました!