香港競馬最大のイベント2015 LONGINES HKIR
暮れに行われる4つのカテゴリー(2400m、1200m、1600m、2000m)で行われる国際G1競走。
毎年複数頭の日本馬が出走しておりますが今年は史上最多の10頭(昨年も10頭がエントリーしましたが1頭回避した)が出走し2400m戦で行われるヴァーズ以外の3レースにそれぞれチャンスがある馬が出走しました!
目一杯の写真で振り返りたいと思います。
先ずは国際騎手招待
HKIRに先駆けて水曜日のハッピーバレー競馬場で行われたHKIJ(LONGINES INTERNATIONAL JOCKEYS’ CHAMPIONSHIP )は午後から強くなった雨が土砂降りとなった中行われ、オープニングセレモニーの出場騎手紹介がパドック横の屋内で行われたほどでした。
それでも恒例の花火は打ちあがり詰めかけたファンを楽しませてくれました。
4戦で行われる戦いは1戦目がデソーサ騎手が勝ち、日本から参加した戸崎圭太騎手は2戦目でR.ムーア騎手と1着同着となり3,4戦を連勝したレレナ騎手が総合優勝しムーア騎手が2位、戸崎騎手は3位に入りました。
また第4戦目で上がった雨の影響で今まで見たことが無いくらいクリアなナイター照明のハッピーバレー競馬場となりました!
2015 LONGINES HKIR(香港国際競走)
オープニングイベントが行われた後、香港国際競走は4Rの2400mの香港ヴァーズ(HK Vase)から始まります、ここは凱旋門賞2年連続2着で昨年のこのレースの覇者フリントシャーが圧倒的な人気
しかしレースはR.ムーア騎乗のハイランドリールが鋭く伸びてフリントシャーに1馬身半差をつけて勝ちました。
それにしてもムーア騎手カッコよすぎです!(特にライアンポーズが素敵♪)
ワタシのFBのプロフィール画像のポーズ実はちょこっとマネてたりしてます(笑)
香港スプリント(HK Sprint)
続いて5Rの1200mのスプリント、日本から三頭(ストレイトガール、ミッキーアイル、サクラゴスペル)がエントリー。
このレースも内から抜け出したJ.モレイラ騎乗のペニアフォビアが1番人気のゴールドファンの追撃を交わして優勝、ミッキーアイル7着、ストレイトガール9着、サクラゴスペル12着と見せ場なく終わりました。
レースの出走馬の時点で馬主の方から声を掛けられたモレイラ騎手が満面の笑顔で応対したのを見て、勝つ予感がしました。
香港マイル(HK Mile)
第7レースの香港マイルは地元香港の昨年の年度代表馬のエイブルフレンド(ゼッケン1番)が連覇を目指して出走、対する日本馬は安田記念とマイルチャンピオンシップを連勝中のR.ムーア騎乗のモーリスを筆頭にダノンプラチナ(7着)、フィエロ(9着)が出走しました。
中団追走から最後の直線で外に持ち出したモーリスがエイブルフレンドとの一騎打ちを制し最後は内から伸びたジャイアントトレジャーを振り切ってマイルG1三連勝を決めました!
写真的には大興奮しながらの割には冷静にフレーミングしバッチリと決まりました♪
ただインサイドに仕掛けたリモートカメラがコンマ数秒のシャッターチャンスが遅れて痛恨のモーリスのハナ切れ写真となったのが悔やまれます…
香港カップ(HK Cup)
メインレースの香港カップ! 1着賞金14,250,000香港ドル(約2億3000万円)を誇るレースは日本から4頭がエントリー。
外枠スタートも積極的なレースでハナを奪った武豊騎乗のエイシンヒカリが絶妙のペースで逃げ切り日本馬が香港国際競走で連勝を飾りました。
2着にもヌーヴォレコルトが入り、ワンツーフィニッシュを決め場内からは大きな歓声が起こりウイニングランの時にはユタカコールが起こりました。
ステファノス(10着)サトノアラジン(11着)でした。
写真はゴール早めから勝利を確信した武豊騎手がガッツポーズをして、流石日本の第一人者でとても絵になりました♪
終わってみれば4戦中ムーア騎手が2勝、日本馬が2勝という今年の香港国際競走となりました。
ワタシも昨年のドバイに続き日本馬の連勝シーンに立ち会うことが出来て納得&満足の遠征となりました!
最後は恒例の花火を見て、また来年へと目を向けるのでした…
優勝馬の関係者の皆様おめでとうございました!