9つのレースが行われるドバイワールドカップデー
3月の最終土曜日はG1競走6つを含む9つのレースが行われるドバイワールドカップデー、世界各国から強豪馬が栄誉を求めて中東の地ドバイに集って来ます。
今年は日本馬10頭が出走し、2つのレースで勝利することが出来ました♪
日本馬二頭が勝利した4レース(UAEダービー)と7レース(ドバイターフ)は既に書きましたのでそれ以外のレースを写真で振り返って行きたいと思います。
第1レースが純血アラブ馬のG1「Dubai Kahayla Classic(ドバイカハイラクラシック ダート2000m)」
ぶっちぎりの先頭で走ってきたターキフ(THAKIF)が楽勝モードも残り200mで大きく外によれて失速…
3番手で競馬をしていたマスムーン(AF MATHMOON)が最後までしっかりと伸びて漁夫の利的な勝利を収めました。
楽勝ムードなのでターキフを狙っていたのですが、ファインダー越しにも明らかに失速が分かったので慌てて内に振って写真はセーフ!
日本では不可能なんですが海外の主な競馬場ではインサイドにリモートカメラを仕掛けることが出来ます。
ワタシは内側に2台、足元に1台と手持ちの望遠レンズと4台態勢!
馬の走ってくるコースは運任せですが(一応狙いますけど)このレースに関しては慌てて振り直した手持ちの望遠も含めて4台全てハマりました。
なかなかハマらない事の方が多いので決まったら嬉しいもんです。
2レース はGodolphin Mile(ゴドルフィンマイルG2 ダート1600m)
ワンマンバンドが4馬身3/4離して独走激を演じました。
3レースは Dubai Gold Cup(ドバイゴールドカップG2 芝3200m)
日本馬10頭の先陣を切ってネオブラックダイヤ(秋山騎手)が出走。
スタートから3番手追走も4コーナー手前でペースが上がるとついて行けず8着で入線、道中後方3番手からC.スミヨン騎乗のヴァジラバドが鋭く伸びて優勝!
5レースは直線1000メートルの電撃戦 Al Quoz Sprint(アルクオーツスプリントG1 芝1000m)
日本からはベルカント(武豊騎手)が出走しましたがスピードについて行けずブービーの12着でゴール。
直線のレースらしく外ラチめがけて進んでくるレースはオーストラリアのバッファリングが混戦を制して優勝。
ワァーとなだれ込んでくる感じのレースは毎年撮影が難しく、悩みの種ですが今年は狙いやすく良かった!
6レースは Dubai Golden Shaheen(ドバイゴールデンシャヒーンG1 ダート1200m)
残り300mからムアラーブとエックスワイジェットの激しいマッチレースに!
最後はクビ差抜け出したムアラーブが優勝
8レースは Dubai Sheema Classic(ドバイシーマクラシックG1 芝2410m)
日本からは昨年の二冠馬で故障明けの中山記念を勝ってここに駒を進めたドゥラメンテ(M.デムーロ騎手)、昨年のジャパンカップでクビ差涙をのんだラストインパクト(J.モレイラ騎手)、昨年のこのレースで3着に入った一昨年のダービー馬ワンアンドオンリー(武豊騎手)が参戦。
レース直前にドゥラメンテの右前脚の蹄鉄が外れるアクシデントもあって予定時刻より遅れてのスタートとなりました。
道中5番手から直線ですっと先頭に立った英国のポストポンドめがけてドゥラメンテが襲い掛かるが最後は逆に2馬身引き離されて2着でゴール。
ラストインパクトは3着、ワンアンドオンリーは5着でゴールしました。
9レースはメインのDubai World Cup(ドバイワールドカップG1 ダート2000m)
日本からは3年連続での出走となったホッコータルマエ(幸騎手)が参戦。
昨年先行して粘り5着と頑張ったホッコータルマエ、今年も先行を狙ったが好スタートもすぐに外からカリフォルニアクロームに先手を奪われると中団からの競馬で自分の形に出来ずに9着で入線。
ハナから3番手に控えて直線に向くとズギューンと弾けたカリフォルニアクロームが独走態勢に入り、後続に3馬身3/4差をつけて昨年2着に雪辱を果たしました。
今年も色んなドラマや出会いがありました。また色んな方にお世話になり無事に帰ってくることが出来ました。
現場で無いと分からないことや経験もあるので、少しづつですが成長できてるのかな?と思います。
来て良かったドバイ♪
感動をありがとう!
また競馬ネタ以外のドバイ旅ブログも書く予定ですのでしばしお待ちください~