史上最多の10頭が参戦!
3月の最終土曜がやって来ました、今年もドバイミーティングの取材に行って来ました。
今年のドバイワールドカップデーには10頭の日本馬が6つのレースにエントリー。
なかなかの好メンバーが揃い勝利の瞬間を収めることが出来そうだと楽しみに取材に出かけましたが、なんと二頭も勝利を収めてくれました♪
取り急ぎ日本馬が勝った二つのレースを写真満載でお届けします。
先ずは日本馬3頭が出走した第4レースのUAEダービー(ダート1900m G2)から~どうぞ♪
UAE Derby(G2 1900mD)
7頭立てで行われたUAEダービー、7頭中3頭が日本からの参戦馬でラニ(Lani 松永幹)、ユウチェンジ(Yu Change 森)&オンザロックス(On The Rocks 森)が出走。
まだ明るい陽が残っている現地時間17:35スタンド前発走のUAEダービー!
スタートでつまずき後方からのレースとなった武豊騎手騎乗のラニ、2コーナーで先頭を奪うオンザロックスのデムーロ騎手、向こう正面の中間でモレイラ騎手騎乗のユウチェンジが交わして行ってハナに立って、スタートで後手を踏んだラニはじわりじわりとポジションを上げて来て3番手を追走。
日本の二頭が抜群の手応えで先頭を並んで4コーナーを回ってくるとユウチェンジが抜け出して押し切る態勢も一完歩づつ外から差を詰めるラニ、残り100mで先頭に立つと外から迫るポーラリバーの追撃を3/4馬身しのいで日本馬として初優勝!
果敢な競馬で見せ場を作ったユウチェンジは3着に粘りオンザロックスは最後に伸びて来て5着でのゴールでした。
最後の直線で日本馬二頭が叩き合いを演じた時は5年前のドバイワールドカップの時のような興奮に包まれました!
最後は自力のあるポーラリバーが迫って来ましたが、もちろんワタシはラニを連写!
武豊騎手も嬉しそうで口取りに向かうパドックではライアンポーズも披露しました♪
ユウチェンジ&モレイラ騎手
オンザロックス&デムーロ騎手
ケンタッキーダービー(アメリカ)の優先出走権を得て、オーナーも参戦を明言しました。
今後の活躍が楽しみな走りでした!
Dubai Turf(1800m G1T)
1800mの芝コースで行われる現地時間19:45発走の第7レースのドバイターフ!
2年前の2014年ジャスタウェイがレコードで圧勝したレースで今年は昨年の三冠路線で惜敗続きのリアルスティール(REAL STEEL 矢作)が参戦!
2コーナーのポケットからスタートするレースは15頭立ての14番枠からすっと出て3番手の好位をキープするリアルスティール、3~4コーナーのカーブで一旦6番手まで下がって心配したものの、2番手追走から直線で抜け出したベリスペシャルをムーア騎手のゴーサインに反応して加速するリアルスティールがグングンと伸びて残り300mで並びかけるとあっさりと交わして後続のユーロシャーリーンの追撃も半馬身封じて悲願のG1タイトルをドバイの地で手に入れました。
日本から遠いドバイの地で2回も歓喜を味わうことが出来ました。
こういう瞬間があるから海外取材も励みになりますね♪
心地良い疲れでメイダン競馬場を後にするのでした。
関係者の皆様本当におめでとうございました!
*その他のレースについては後日UPする予定ですお楽しみに。