牝馬三冠の最終戦
関西でも秋のG1戦線が開幕し、3歳牝馬三冠の最後を飾る秋華賞が行われました。
秋晴れの天気の中で開催が行われましたが、メインレースの頃になると雲に覆われて曇り空でのレースとなりました。
メインに先立ってこの日の5レースに、今から7年前の2009年に牝馬三冠を目指し惜しくも逃したブエナビスタ(通算G1六勝)の初仔がデビューしました。
ブラッドスポーツと呼ばれる競馬の世界では引退後に子供が走るという夢があり、長く一線で活躍したブエナビスタの仔は圧倒的な1番人気に支持されました。
芝1800mに登場した彼女「コロナシオン」はスタートして行き脚がつかず後方からの競馬となりました。
外回りの3コーナーの下り坂でもまだ後方3番手を追走し、直線に向いても後方のままで「大丈夫か?」と思われた直後、鞍上のルメール騎手に加速を促されると一頭違う脚で加速!
ぐんぐんと伸びて最後は1馬身1/4差をつけて1着でゴール(タイム1:50.0)
素晴らしい競走成績を残した偉大な母に大きな1勝をプレゼントしました♪
それにしてもあの秋華賞から7年も経つんですね…
歳も取るはずです!?
第21回秋華賞(芝2000m G1)
京都の内回りで行われるG1レースでコーナー4つを回り直線が短いトリッキーなコースの秋華賞、今年はオークスの1・2着馬が故障で出走出来ずで混戦模様となりました。
1番人気はオークス3着馬で前走のトライアル・紫苑ステークスを快勝したビッシュ、2番人気に桜花賞馬ジュエラー、3番人気に4年前に秋華賞でハナ差2着となったヴィルシーナの妹ヴィブロス。
レースは揃ったスタートからクロコスミアとネオヴェルザンディが前へ、カイザーバルが5番手、7番手にパールコード、中団あたりにヴィブロスがいて内にジュエラー、さらに後ろにビッシュが控えて平均ペースで流れ、前半1000mを過ぎたあたりでビッシュがポジションを上げてジュエラーの外に、一団のまま4コーナーに差し掛かるとローズステークスの再現とばかりに逃げたクロコスミアが逃げ粘りを見せる!
しかし残り200m付近でカイザーバル、パールコードが並びかけると一杯になって、さらに外からヴィブロス、内からジュエラーと最後の力比べに!
一番勢いのあったヴィブロスが外からまとめて差しきって重賞初制覇をG1で飾り姉の無念にリベンジしました(タイム1:58.6)
2着にパールコード、3着カイザーバル、4着ジュエラーで1番人気のビッシュは10着でゴール。
横一線の力比べ
外の脚色がいい
一頭伸び脚が違う
差しきった!
嬉しいG1勝利
姉の無念を晴らす
オーナーは大魔神こと佐々木主浩氏
プレゼンターの有村架純さん
ヴィブロス |
牝3歳 |
父 |
ディープインパクト |
母 |
ハルーワスウィート |
母の父 |
Machiavellian |
馬主 |
佐々木主浩 |
調教師 |
友道康夫 (栗東) |
生年月日 |
2013年4月9日 |
SHUKA SHO (G1)
Won by Vivlos
Jockey Y.Fukunaga
Trainer Y.Tomomichi
関係者の皆様おめでとうございました!
視点を変える
G1レースになると撮影場所に内馬場と4コーナーが追加されます(追加されないレースもありますが…)
メイン以外に1度練習機会がありますが、ワタシは本番はゴール過ぎで撮るので練習に参加して視点を変えて撮影します。
今回は内馬場で撮影!
京都ではこんな感じの写真が撮れるんですよ~
それにしても架純ちゃん可愛かった~~(生で見るの3回目ですが♪)
さあ今週は早くも三冠最後を飾る菊花賞!
写真も馬券もバッチリ♪と行きたいもんです。