伝統の中距離重賞戦
近年このレースをステップにドバイへ遠征予定もあったり、春のG1戦線へとつなげる上でここ数年でも重要な位置づけにある京都記念(芝2200m G2)、昨年のダービー馬レイデオロを含め10頭の出走馬ながら4頭ものG1馬が出走する豪華メンバーで行われました。
今年初戦を迎える馬も多く、この5年で1番人気馬は勝てないジンクスのあるレースですが果たして今年はどうなるのか!?
単勝1.6倍という圧倒的な人気に支持されたダービー馬の走りはいかに?
メインレースまで時折小雨が降ったり雪が舞ったりした京都競馬場、しかしメインはスカっと晴れてくれました。
メインまでは恒例の場内散策です♪
第111回京都記念(芝2200m G2)
10頭立てながらG1馬が4頭出走した第111回京都記念、注目はここをステップにドバイ遠征が予定されている昨年のダービー馬レイデオロ!
これまで手綱を取ってきたルメール騎手が騎乗停止の為、短期免許で来日中のバルジュー騎手が代役に指名されました。
大方の予想通りクロコスミアが引っ張る形で一周目のスタンド前を通過、スタートで少し後手になったレイデオロは後ろからの競馬になるも早めにポジションを押しあげて6番手での競馬。
少頭数ながら縦長の展開で5番手に皐月賞馬アルアイン、7番手にエリザベス女王杯馬のモズカッチャン、8番手に秋華賞馬ディアドラと4歳世代のG1馬が固まってレースが進み3コーナーの坂の手前で徐々に上がっていくレイデオロ。
直線に向く頃には3番手につけてスパートのタイミングを伺うレイデオロ、最内を突くモズカッチャン、大外のアルアインと横一線に広がって内のモズカッチャンがやや態勢有利もレイデオロ、アルアインと並んで脚を伸ばしてくる、勝負の行方は外の二頭かと思われた内を菊花賞2着のクリンチャーが鋭く伸びてG1馬をまとめて捉えて差しきってゴール(タイム2:16.3)
2着にアルアイン、3着レイデオロとなりました。
外の二頭に振るも場内のざわつきに内を狙い結果セーフな写真となりましたが終わってみれば1馬身も着差があったとは…もう少し余裕を持って対処しなければいけませんね!
クリンチャー |
牡4歳 |
父 |
ディープスカイ |
母 |
ザフェイツ |
母の父 |
ブライアンズタイム |
馬主 |
前田幸治 |
調教師 |
宮本博(栗東) |
生年月日 |
2014年3月10 |
The KYOTO KINEN(G2)
Won by Clincher
Jockey Y.Fujioka
Trainer H.Miyamoto
関係者の皆様おめでとうございました!
F.ミナリク騎手
ドイツのリーディングジョッキー、F.ミナリク騎手が初めて短期免許を利用して日本で腰を据えての騎乗を開始しました。(東京1Rで日本での初勝利を挙げました♪)
昨年のジャパンカップ(ギニョール)でも来日し、その時に同じドイツ馬(イキートス)に騎乗した同じ厩舎で働いていたポルク騎手が今年1月にガンで急逝した為、彼の鞍を持参しての来日となりました。
ワタシのブログの読者にはおなじみのベルギー競馬で仲良くなって一緒に写真を撮ったのが2016年の秋、まさかこんなことになるとは…
(左からメイナートさん、ミナリク騎手、ポルク騎手)
ポルク騎手の分までミナリク騎手には頑張ってもらいたいです!