クラシックの足音が聞こえ始める
3月に入りクラシックのトライアルが始まる季節となりました、桜花賞トライアル（上位3頭に優先出走権が与えられる）のチューリップ賞が土曜日に阪神競馬場で行われました。 この日は新人騎手のデビューの日でもありまた2月末で騎手を引退し調教師への転身となった福永祐一元騎手が引退式及びメインレースの誘導馬に騎乗し誘導するということもあって多くのファンが競馬場へと訪れました。
1レースの騎乗を終えて引き上げてくる田口寛太騎手と河原田菜々騎手、4レース終わりにウイナーズサークルでの騎手紹介
第30回チューリップ賞（芝1600m G2）
福永祐一元騎手が誘導馬に跨って颯爽と登場すると大きな拍手に包まれて、笑顔で手を振ってそれに応えて和やかなムードの中でスタートした桜花賞トライアルの第30回チューリップ賞（芝1600m G2）スタートしてスッとハナに立つ武豊騎手とモズメイメイ、絶妙なペースで逃げて残り200mで逃げ切り態勢かと思われた外からペリファーニア（3着）とコナコースト（2着）が差を詰めて来て残り30mで鋭い脚を繰り出したコナコーストと並んだ所がゴール！ ワタシのメインカメラは勝ち馬のセーフティーリードと開幕に近い馬場で内が残ると判断しセーフ♪（写真判定出るまでドキドキでした、まあ4台で撮ってるので仮に2着が差してても写ってはいます）
上位3頭が桜花賞の優先出走権を手にしてクラシックへと駒を進めます、勝利騎手インタビューで武豊騎手が「誘導馬のおかげです」と流石のコメントをしてファンを沸かせました。 最終レース後に行われた引退式でも流石のコメントを残して華を添えました！
福永祐一騎手引退式
JRA史上4位の2636勝を誇り先週のサウジカップデーのリヤドダートスプリントが最終騎乗となった福永祐一元騎手の引退式が行われました、ゆかりのある関係者や同僚の騎手からの花束贈呈では自身が騎乗したG1勝ち馬の勝負服にちなんだ花束が贈られました。
名手の引退式に多くのファンが残って惜しみない拍手で第二のホースマン人生へ送り出しました～
個人的に一番残っているのはドバイターフ（当時はドバイデューティーフリー）をジャスタウェイで制した時のガッツポーズがとても印象深いです、福永祐一騎手お疲れ様でした。
