第84回皐月賞 戸崎圭太騎乗・ジャスティンミラノ優勝


最も速い馬が勝つ、皐月賞!

牡馬クラシックの第一弾の皐月賞、最も速い馬が勝つと言われるこのレースは今年は桜が残った中山競馬場で行われました。

土曜日に行われた障害G1レースの中山グランドジャンプから振り返りたいと思います。

今年は例年に比べて開花が遅れた桜のおかげで桜花賞で満開、皐月賞の週にも桜が残っているという感じで久しぶりに中山競馬場で桜と馬のシーンを撮る事が出来ました、先ずは春の陽気に包まれて絶好の競馬日和となった土曜日の場内の雰囲気からお届けします。

第26回中山グランドジャンプ(JG1 4250m)

土曜日のメインレースは第26回中山グランドジャンプ(JG1 4250m)、12頭が出走したレースは5連勝中の圧倒的1番人気のマイネルグロンが障害界の絶対王者になるべくレースに挑みましたが勝ったのは2番人気で黒岩悠騎乗の昨年の覇者イロゴトシ、九州産の星がここでも大仕事をやってのけました。

JG1のレースは大障害コースを撮るためにカメラマンは馬場内で撮影出来るのですがワタシは最終障害狙いで一般席から狙いました、ここからだと大竹柵も撮れて一石二鳥という!

黒岩悠騎手の勝利騎手インタビューで落馬事故で急逝した藤岡康太騎手に触れ涙ぐむファンも多くいた事が感動的でした、関係者の皆様おめでとうございます!

皐月賞デー

日曜日の皐月賞当日も好天に恵まれて暑いくらいの陽気に包まれました、新緑が鮮やかで青空とのコントラストなど写欲が沸いてきました。 場内の様子からお届けします。

第84回皐月賞(芝2000m G1)

メインレースの第84回皐月賞(芝2000m G1)には18頭が出走、馬場入り後にダノンデサイルが取り消して17頭で争われました、ホープフルステークスを牝馬ながら制したレガレイラが1番人気に支持されたレースは毎日杯の勝ち馬メイショウタバルが快速を飛ばして前半1000mを57.5というハイラップを刻むも4コーナーでは既に手応えが悪くなり、外から並びかけたジャンタルマンタルが抜け出しにかかり2歳チャンピオンの貫禄を見せつけた!と思われた残り50mでジャスティンミラノとコスモキュランダが外から凄い脚で伸びて来て戸崎圭太騎乗のジャスティンミラノがラスト一完歩で伸びて先頭でゴール、3連勝で無敗の皐月賞馬の誕生となりました、2着にコスモキュランダ、3着にジャンタルマンタルが入った。 入線後に掲示板に示されたタイムは1:57.1の驚異的なレコードタイムで場内が沸きました。

勝利騎手インタビューで前日の黒岩騎手と同じく故藤岡康太騎手について語った戸崎騎手、勝ち馬の1週前、2週前に調教をつけており細かく話を聞いていたので彼が最後の一押しをしてくれたんだと思いますと語り大きな拍手が起こりました。

関係者の皆様おめでとうございます!

藤岡康太騎手

夢半ばで天国へと旅立った藤岡康太騎手、しかし彼の功績、輝きは永遠です。

改めて写真の持つ力を再認識しました、一瞬を永遠に残していく仕事を自信を持って続けて行こうと思います。

合掌!