第29回秋華賞 C.ルメール騎乗・チェルヴィニア優勝


牝馬三冠最終戦、秋華賞

10月の2週目を迎えたものの、また暑さが戻ってきた京都競馬場。

牝馬三冠戦の最後のレース、秋華賞が行われる舞台は緑の芝生が西日に照らされて黄金色に輝く眩しい中で行われた!

先ずは競馬場の雰囲気とメイクデビュー、もみじステークスからお届けします。

秋の日差しが強く、青い空と緑の芝が印象的なシーンが多く、写欲がそそりました。

4レースのメイクデビュー(芝1200m)は鮫島克駿騎乗のコモンスナイプが新馬勝ち

5レースのメイクデビュー(芝1800m)は幸英明騎乗のロヴィーサが勝ち、管理する大根田裕之調教師は300勝を達成

8レースのもみじステークス(芝1400m)は岩田望来騎乗のリリーフィールドが2勝目を挙げた

第29回秋華賞(芝2000m G1)

メインレースの第29回秋華賞(芝2000m G1)は15頭が出走、逃げ予想のセキトバイーストが想像通以上の逃げで始まったレースは、前半の1000mが57.1と超ハイペースとなり、縦長の展開でレースが進む。 4コーナーでもリードを保ったセキトバイーストだが、残り250mで脚が上がると横一線となって、中団待機から馬場の真ん中を通ってルメール騎乗のチェルヴィニアが鋭い末脚を見せると、2着以下に1馬身1/4差をつけて完勝、オークスに続きG1連勝となった。 2着に外から鋭く伸びたボンドガール、3着に桜花賞馬のステレンボッシュが入り、人気サイドでの決着となった。

口取り撮影時にチェルヴィニアが馬場の芝生をむしゃむしゃと食べだして、長い間競馬を撮っているが初めてのシーンに出会った!

世代最強牝馬を決定づける走りを見せたチェルヴィニア、ルメール騎手の冷静な判断も勝利の大きな要因となった、関係者の皆様おめでとうございます!

さあ今週は、クラシックレース最後を飾る菊花賞。

長距離戦で騎手の腕比べも楽しめる一戦、楽しみながら良いショットを狙います!