第85回菊花賞 C.ルメール騎乗・アーバンシック優勝


三冠最後の一冠、菊花賞

牡馬三冠路線の最後を飾るのは第85回菊花賞!

ダービー馬ダノンデサイルがぶっつけ本番で、どのような走りをするのか注目が集まりました。

土曜日に激しい雨が降った京都競馬場も日曜日は好天に恵まれて、絶好の競馬日和の中での競馬となりました。

いつものように競馬場の雰囲気と新馬戦、2歳の特別競走のなでしこ賞から振り返ります。

雨上がりでスッキリとした空、綺麗な緑が目を楽しませてくれており、優美なサラブレッドが写真映えする競馬場でした。

3レースのメイクデビュー(ダート1200m)は武豊騎乗のナダル産駒のフェデラーが優勝

4レースのメイクデビュー(芝1600m)はルメール騎乗のエリカエクスプレスが1番人気に応えた

5レースのメイクデビュー(芝1800m)は武豊騎乗のヤマニンブークリエがゴール寸前でパーティーハーンを捉えて新馬勝ち

8レースのなでしこ賞(ダート1400m)は秋山稔樹騎乗のコスモストームが完勝

第85回菊花賞(芝3000m G1)

メインレースの第85回菊花賞(芝3000m G1)にはフルゲートの18頭が出走、ダービーで圧倒的なパフォーマンスを見せたダノンデサイルが1番人気で出走。

スタートして逃げると思われたメイショウタバルが控えたことで場内に驚きの声が上がり、ピースワンデュックが逃げる形になるも、隊列が入れ替わる激しい流れでレースが進む。

勝負所で早めに動いた武豊騎乗のアドマイヤテラが4コーナーを先頭で回ると、そのまま押し切る勢いも、いつのまにか3番手まで上がってきたルメール騎乗のアーバンシックが残り200mでスパートすると、あっという間に突き放して2馬身半差をつけてG1ホースの仲間入りを果たした。

2着に鋭く伸びて来た戸崎騎乗のヘデントール、3着にアドマイヤテラが入り、先週の秋華賞と同じ3人の騎手での決着となり、ルメール騎手はG1連勝となった。 1番人気で出走したダノンデサイルは差し脚を見せるも6着でゴールとなった。

混戦模様の菊花賞で際どいゴール前を覚悟したが、終わってみればアーバンシックの快勝で簡単なレース撮影となり、安心した。

関係者の皆様おめでとうございます!

さあ、今週はワタシが大好きなレースの天皇賞秋、府中の2000mという舞台での熱戦を期待せずにはいられない。

 

第9回競馬写真家グループ写真展「絢サラブレッド2024」

競馬写真家によるグループ展「絢サラブレッド2024」が富士フィルムフォトサロン大阪にて開催中。

ワタシも久しぶりにメンバーに復活しました、会場に居りますのでお時間あるようでしたらぜひ!

 

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皆様のご来場お待ちしております。