
春の香港国際競走・クイーンエリザベス2世カップ
毎年4月の最終日曜日に行われる、クイーンエリザベス2世カップを含むFWDチャンピオンズデー。
1200mのG1レース、チェマンズスプリントプライズ。
1600mのG1レース、チャンピオンズマイル。
2000mのG1レース、クイーンエリザベス2世カップ。
この三つのレースで構成されており、今年は8頭の日本馬が出走。
さらに天皇賞春が5月に施行されるとあって、6年ぶりに撮影に行った。
雨の心配があったレース当日も、暗い曇り空の中での競馬でカッパ装備での撮影は免れた。





オープニングパフォーマンスはMINNIE、 (G)I_DLE




Joey Yung





の2組がパドックにてミニコンサートを披露。
競馬ファンも2組のファンも大いに盛り上がった!
5レース・チェアマンズスプリントプライズ(1200m G1)
エイシンフェンサー(牝5歳 栗東・吉村 圭司厩舎)
サトノレーヴ(牡6歳 美浦・堀 宣行厩舎)
ダノンマッキンリー(牡4歳 栗東・藤原 英昭厩舎)
ルガル(牡5歳・杉山 晴紀厩舎)が出走。
圧倒的1番人気のパートン騎乗のカーインライジングが完勝、サトノレーヴ2着、ルガル5着、エイシンフェンサー12着、ダノンマッキンリー13着でゴール。





















7レース・チャンピオンズマイル(1600m G1)
日本馬はガイアフォース(牡6歳 栗東・杉山 晴紀厩舎)が出走。
ボウマン騎乗のレッドライオンと1番人気のヴォイッジバブルとの叩きあい、最後の直線で外によれたレッドライオンが審議の対象となった。
長い採決の結果、入線通り確定し、ガイアフォースは9着でゴール。













クイーンエリザベスⅡ世カップ(2000m G1)
タスティエーラ(牡5歳 美浦・堀 宣行厩舎)
プログノーシス(牡7歳 栗東・中内田 充正厩舎)
リバティアイランド(牝5歳 栗東・中内田 充正厩舎)が出走。
レーン騎乗の2番人気のタスティエーラがマクドナルド騎乗の1番人気プログノーシスに1馬身3/4差をつけてダービー以来の勝利を挙げた。 プログノーシスはこのレース3年連続の2着。
リバティアイランドは最後の直線で競走中止となった…



















日本馬のワンツーフィニッシュとなった、クイーンエリザベス2世カップ。
しかし、もう一頭の出走馬リバティアイランドが最後の直線で故障発生し競走中止というアクシデント。
馬運車に運ばれて続報を待ったが、伝えられたのは最悪の結果だった。
香港ジョッキークラブのCEOブレスゲス氏がレースの総括の第一声で
「我々は彼女を救う事が出来なかった」の発言を聞いて、安楽死処分の事実を知った。
異国の地で、まさかの事故が起きた。
三冠牝馬リバティアイランド、お疲れ様。
安らかに!
金曜日の調教時の可愛いお嬢さん写真と、最後の撮影となったレースの1周目の写真。


