一通のメールが…
無事にイギリスからフランスに着くと先ずはメールチェック!
(フランスのCDG空港では無料のWiFiが15分使えます)
すると「あなたからお預かりした荷物のウチ1つをこの便に積めませんでした、次の便にて届けます」と利用したブリティッシュエアウェイズからメールがありました。
なんともまぁ、こんなところで人生初のロスバケ(ロストバッゲージ)しかも機内でだんだん口数が少なくなったコタが異常に熱いので、おでこに手を当てると熱発…
グロッキーな子供とロスバケ発生とフランスの初っ端はなかなかの歓迎っぷりでした。
ロスバケメールの番号と手荷物預かり番号が違ったので、最後までバッゲージクレーンに居りましたがやはり届かずでした。
受付デスクにロスバケのクレームを入れに行くと5組も発生しており、たかだかロンドンからパリの1時間ちょっとで頼むよBAさんて感じ(笑)
結局ロスバケ番号というのと手荷物番号とが2つあってロスバケ確定で、宿泊予定のホテルに届けてもらう手続きを済ませてレンタカーを借りる場所に移動して、この時は完全にグロッキーな子供をおんぶして空港内を歩きました。
ロスバケ発生で予定より大幅に遅れて車を借りて、ホテルに移動開始!
今回の相棒はフォード
が、ロスバケ荷物にナビなどが入っていたので困りましたが、ワタシが凱旋門賞取材時に何度も泊まった場所のホテルなのでナビ無しで移動開始~普段はターミナル2Eからスタートですが今回は2Cだった為、出だしだけ逆方向に行ってしまいましたがナビ無しでも無事にホテルに到着。
ホテルに着く直前に「荷物を受け取ったから今から届ける」的な電話をもらい(ミッションの車のローターリー内での着信だったので、ハッキリ聞いてない。と言ってもハッキリ聞いても分かってませんが…)
とにかくナビやパソコンやスマホの電源系を入れたバッグなので、早く届いて欲しい!それだけでした。
ホテルにチェックインを済ませて心配ながら荷物の届くのを待ちましたが、1時まで待っても届かずでそのまま眠りにつきました…
翌朝、フロントに行くと!?
届いておりました!!!
これで一安心!ってことで今後のプランも予定通りに進めそうですが、依然コタは熱発。
仕方なく最低限の用事を済ませてから移動することに、最低限の用事とはフランスでのモバイルでのWiFiの確保!
通信会社の最大手のOrangeにてデータSIMの購入。
基本のSIMカードに3Gのデータプランをセットにすると1ヶ月で5GB使えるという(まとめて34.9€)これで手続きを進めてSIMをWiFiルーターに挿すも電波は拾うもののスマホにはテザリング出来ません…
やっさもっさするもどうしても使えない!?(イギリスでは簡単に使えたのに)
で、幸いに居たショッピングモール内に無料のWiFiがあったので、持参のルーターとOrangのSIMカードを調べると、親切な方のブログにAPN設定を変えないと使えません!とありました。
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/07/orangesimapn20137.html
プロファイル名:Orange
接続番号:空欄
ユーザ名:Orange
パスワード:空欄
認証方式:PAP
APN:Orange.fr (スタティック)
IPアドレス:空欄 (ダイナミック)
AT&T Mobilityの設定確認すると確かに設定変更が可能なので、変更すると…
バッチリ使えました!
ということでフランスでの強い見方を手に入れて、南へ移動を始めるのでした。
移動中ずっと寝ていたコタも夕方には若干元気になり、次の宿泊場所のフォンテーヌブロー近くの宿に到着。
ゆっくり過ごしました
翌朝、ホテルの主人が飼っている大型犬に追いかけられてビビッてたコタ。もう完全復活に近い感じなので観光再開!
近くのシャトー「Randon」
続いてフランス一の宮殿の大きさを誇る世界遺産のフォンテーヌブロー(Fontainebleau)
そこから移動開始して世界遺産のヴェズレー(Vezelay)の丘へ向かいました
世界遺産の村でしたが、アジア系の観光客が全く居なくて帰りに地元のワインを買って次のリヨンに移動しました。
コタはもう完全復活しました!
フランス第2位の都市リヨン(Lyon)
初リヨンですが、あまり期待せずに観光にでかけ、ルイ14世の像を眺めた後に世界遺産の旧市街地地区に行くと…
これはこれはなかなか見どころがあるじゃありませんか!?
一発でリヨン好きになりました(笑)
この日は日曜だったからかクラッシクカーが何台もの列をなして走ってました、思わず手を振って応援しました。
名物のルイ14世像
ミサが行われていたので終了まで大聖堂の中が撮れなかったので、先に闘技場を見てから再び戻って撮影♪
豪華絢爛な大聖堂の内部は圧巻です!
満足の見学からコートダジュールまでの中間点に移動を開始しました。
途中の道すがらでリヨンの競馬場を見つけたのパチリ!
開催が9月まで無く入れなかったので外からちょろっとだけ。
リヨンからさらに南下してシストロン(Sisteron)という町に2日滞在予定でコタがまだ病み上がりの為、早めに宿に向かいました。
シストロンの中心部のオブジェ
ホテルと思っていたらシャンブルドット(フランス版の民宿)で一般家庭の空いた部屋を借りて朝ごはんも提供してもらえるというもの。
そこにコタと同い年の子供さんがいて早速一緒に近くの公園で一緒に遊びました。
大人が一番ノリノリという話も…
宿(家)にあるプール
翌日は宿の主人に教えてもらった朝市のマルシェ(フォルカルキエ Forcalquier)へ、とても賑わっていて活気がありました。
そこから帰りに、また主人に教えてもらった小さい村(リュル Lurs)を散策。
見晴らしの良いこじんまりした村でした。
恐怖の山越え!?
さぁいよいよコートダジュール地方へ移動です。
夏場はバカンス客が多数いるのでホテルも高く、airbnbを使って海まで1時間くらいの山の上の空き部屋を借りての1週間の生活、まるまる貸切なので自炊も可能なので日本から米やら乾麺や調味料らを持参して肉や野菜は現地調達して過ごそうと計画。
(airbnb ワタシからクーポンもらえますので利用される方はコチラからどうぞ→ airbnb)
最寄りのスーパーを探して、食材をGET!
後は宿に入ってゆっくりと過ごそうと計画。
ナビをセットすると距離45km、山道を考慮しても1時間あれば着くだろうと出発~が、途中の分岐から急に険しい山道に突入し1車線ギリギリの道や岩が飛び出している道など恐ろしい山越えをすること三度、険しすぎてほぼ2速で走るという…ことで結局3時間ちょっとかかって到着。
山越えするたびにこういう小さい橋を渡り、次の山越えに挑みます
目の前の緑の山の麓まで走って行き、また山を超えて行きます
ようやくたどり着いた宿(グレオリエール・レネージュ Greolieres Les Neiges)は鍵が無く、事前に教えてもらった暗証番号でドアを開けます。
無事に中に入れて1週間の生活がスタート!
久々に米(おにぎり)を食べて満足して外に出てみると満天の星が歓迎してくれました。
いよいよコートダジュール!
イギリスの最終日前に一度コインランドリーで洗濯しましたが、長袖とかだったのでこちらフランスでも半袖系の洗濯が待ってました。
が、宿に備え付けの洗濯機が壊れていて(ドラムが回らず洗濯はもちろん脱水も出来ず)こちらでもコインランドリーに行くことに。
最寄りの大き目の街グラース(Grasse)にて洗濯をしてから、シストロンの主人に教えてもらった湖に行く予定も地図を見ると海の方が近い!ということで、そのままコートダジュールの穴場のヴィルフランシュ・シュル・メール(Villfranche sur Mer)へ
南仏に来ました~というようなグラースの街並み
ヴィルフランシュ・シュル・メール
駅に直結のビーチは大変人気で、コートダジュール初泳ぎも済ませてニースの街に向かいました。
最大目標のコートダジュールを堪能して、この日は終了。
建物の色使いがとても南仏です♪
透き通る綺麗な水の色「サン=クロワ湖(Lac de Sainte-Croix)」
海の翌日は山の中の湖に行って来ました。
とても綺麗な湖で、ゆったりと過ごしました。
この日はちょっと曇っていたのでレンタルボートを借りず(やっぱり借りようと並ぶも時間いっぱいまで予約でアウト)で終わりました。
こういう道を何回も通って向かいます
とても良かったので翌日にボートのリベンジすることに、昨日より晴れて絶好の湖日和となりました。
この日もレンタルボートやカヌーは大人気♪
しかし昨日の教訓で早めに並んだのでボートを借りて、湖の源流の川へ探索に出発。
途中の岩場では飛び込んだりも出来るので、年甲斐もなく(まぁいつものことですが)ハシャイで大満足♪
帰り道に小さな村ラ・パル・シュル・ヴェルドン(La Palud sur Verdon)に立ち寄ってみて少し歩きました、この村も色使いが素敵な村でした。
泊まっている宿の近くの観光牧場の大型馬をパチリして帰宅。
よく、こんな大型馬がヒモで仕切られた柵で逃げないなぁ~なんて感心してましたが撮影時に柵(ヒモ)に触れてしまい電気ビリビリ来て納得しました!
皆さん電気柵には注意しましょう、意外と痛いですよ(笑)
19回目の結婚記念日♪
現地時間で19回目の結婚記念日を迎えた8月8日、せっかくなのでモナコ、エズ、コートダジュール競馬場に行くことにしました。
ワタシは2度目のモナコですが、セレブな街並みは以前より増している感じで多くの観光客で賑わってました。
記念日なので家族で変顔(笑)
続いてエズ村(Eze)へ
エズの後はナイター開催されているカーニュ・シュル・メール(Cagnes sur Mer )にあるコートダジュール競馬場へ
夕方のニースの渋滞を嫌って高速道路を使うのですが、まさかここで「10セント、プリーズ事件」が発生するとは…
*「10セント、プリーズ事件」とはワタシが4年前にフランスで初めてレンタカーを借りてモンサンミッシェルに向かう途中に高速の料金所で小銭しか受け付けないレーンに入ってしまい、10セント足りずやっさもっさしているうちに後続に大渋滞を作ってしまい、にっちもさっちも行かなくなって後ろの車のマダムに「10セントプリーズ」と恵んでもらった事件です。
ニースの料金所でまたしてもクレカと小銭しか受け付けない(日本のクレジットカードは何故か使えない)レーンで小銭が足らずに後続に大渋滞を作ってしまい、5ユーロ札を持って後続の車1台1台聞いて回るも誰も小銭と変えてくれず、クラクションとか鳴りまくってきた時に2台後ろのお兄さんが「お前の分払ってやるからさっさと行け」とクレジットカードを挿してくれました、その方のクレカではすんなり開いたゲート。
後で調べるとフランス国内で発行されたクレカ以外は使えないようです…
次の出口でも20セント足りずに後続の車に出してもらい、フランスでは計3回助けてもらいました!
お世話になったフランスのみなさんありがとうございました。
レーンによって違うので判断間違うと大渋滞の原因になりますよ!
フランスで高速に乗る場合は小銭は絶対に用意してください!!!(切実)
またしても2回も渋滞を起こしながらもやっとこさ着いたコートダジュール競馬場、この日はトロッターの開催で内側からダート、芝、トロッターとコースがあり一番遠い所を走る(歩く)のでした…
ピカソが愛した町アンティーブ
翌日は陶器が有名なビオット(Biot)とピカソが愛した町アンティーブ(Antibes)に向かいました。
まあ可愛らしい村のビオット
開放的な街、アンティーブ
早くもコートダジュール地方最終日
あっと言う間の1週間で早くもコートダジュール地方最終日となりました、泊まっている場所は高地で山の上は曇ってましたが海まで行くと晴れるだろう~っと最後はやっぱり海に行きました。
雲より高い位置に泊まってました、そりゃクーラーも要らんわね(笑)
ジュアン・レ・パン(Juan les Pins)の砂浜
夜にはカンヌ在住の師匠の娘さんに会って会食♪
映画の街カンヌ(cannes)ではコレ(笑)
港町名物のシーフード(ブイヤベース)を頂きます
ゆかりちゃん撮影
コートダジュールを満喫して、荷物をまとめて翌日からのプロヴァンス地方へ移動のため早めの就寝。
こうやってフランスでの最初の10日間が慌ただしくも過ぎていくのでした…
後編へ続く