平成ダービー馬の肖像2(11年~20年)


平成ダービー馬11年~20年を振り返ります

前回のブログの続きとなる今回は平成も中盤の11年から20年の10頭を振り返っていきたいと思います。

11.平成11年アドマイヤベガ、ダービー史上初の連覇武豊騎手! 3強が分け合った三冠

この年の三冠を分け合った三頭のゴール前の攻防がとても面白く、皐月賞馬として二冠を目指したテイエムオペラオーの和田騎手が先に仕掛けると、ナリタトップロードの渡辺騎手も負けじと応戦、その外から皐月賞1番人気で敗れたアドマイヤベガ&武豊騎手がきっちりとゴール寸前で捉えて史上初の連覇達成となった!

12・平成12年アグネスフライト、ダービー3連覇を目指す武豊騎手を河内騎手が意地の強襲! 男泣きの初制覇

皐月賞馬エアシャカールが二冠を目指して突き進む外からアグネスフライトが並びかけ二頭並んでゴールするもハナ差前に出ていたアグネスフライト鞍上の河内騎手がガッツポーズし悲願のダービー制覇となった、兄弟子の意地が前人未到の武豊騎手のダービー3連覇を阻止したのも印象深い

13・平成13年ジャングルポケット、この年三冠確実と言われた皐月賞馬アグネスタキオンの電撃引退を受けて1番人気で臨んだダービー、期待に応えて優勝!

皐月賞馬アグネスタキオンの電撃引退によって1番人気で出走し人気に応えたジャングルポケット、その後ジャパンカップも制して東京コースの申し子として名を残した

14・平成14年タニノギムレット、武豊騎手ダービー3勝目を挙げるも結果的にタニノギムレットは引退レースとなった! ワタシ自身2枚目のJRAカレンダーになった作品

レース中は雨が降らなかったものの暗い中で行われたタニノギムレットが勝ったダービー、口取り撮影中から結構な雨に降られて冷たかった思いがあり、ワタシ自身二度目のJRAカレンダーのダービーに採用されたのも良き思い出!

15・平成15年ネオユニヴァース、皐月賞馬のネオユニヴァースが二冠達成、鞍上のM.デムーロが外国人騎手として史上初のダービー優勝!

皐月賞馬ネオユニヴァースが危なげなく勝って二冠達成、鞍上のM.デムーロ騎手は史上初の外国人騎手として日本ダービーを制しました

16・平成16年キングカメハメハ、史上初のNHKマイルCとダービー連勝、安藤勝己騎手悲願の制覇!

史上初のNHKマイルCとダービー連勝して安藤勝己騎手悲願のダービー制覇をもたらせたキングカメハメハ、次走の神戸新聞杯後に故障により早めの引退となったが種牡馬として優秀な子供を多数残したが、残念ながら昨年亡くなった!

今回写真を見直してこんなくりくりな大きな目をしてたんだと再認識

17・平成17年、ディープインパクト史上二頭目の無敗の三冠馬! 種牡馬としても大活躍で近代日本競馬の結晶

単勝オッズ1.1倍という圧倒的1番人気に応えて5馬身差の圧勝劇を演じたダービー、その後日本競馬史上二頭目の無敗の三冠馬となり、引退後も種牡馬として大活躍。 キングカメハメハの後を追うように昨年亡くなってしまい喪失感は大きい

18・平成18年メイショウサムソン、石橋守騎手とのコンビで二冠を達成!

石橋守騎手とのコンビで二冠を達成したメイショウサムソン、その後天皇賞春秋制覇など素晴らしい成績を残した 

19・平成19年ウオッカ、牝馬として64年振りのダービー制覇!

牝馬として64年振りのダービー制覇となり、タニノギムレットとの父娘制覇も達成! 通算G1七勝を挙げて2年連続年度代表馬に輝くなど牝馬の枠を超えて素晴らしい競走成績を残す

20・平成20年ディープスカイ、初勝利まで6戦もかかるもNHKマイルCと変則二冠を達成! 四位騎手はウオッカに続きダービー連覇。

キングカメハメハに続きNHKマイルCとの変則二冠を達成したディープスカイ! 四位騎手はウオッカに続きダービー連覇となった

10年ひと昔と言いますが、こうやって振り返ると10年って「あっ」という間の気がします、21年から3へ続く