古馬の頂上決戦
GWが始まって夏を思わせる暖かさの中で行われた京都開催、メインレースは3200mで行われるJRA平地G1競走で最長距離の第157回天皇賞!
二度の坂越えをするタフな外回りコースで昨年はキタサンブラックが超絶レーコードで駆け抜けました、今年は古馬の頂上決戦と呼ぶには少しこぶりなメンバー(G1勝ち馬がシュヴァルグラン一頭という)となりました。
先ずは場内の様子などをお届けします。
第157回天皇賞・春(芝3200m G1)
混戦模様がうかがえる単勝オッズ10倍以下が5頭も揃った天皇賞春、1番人気は昨年のジャパンカップの勝ち馬シュヴァルグラン、以下レインボーライン、ガンコ、クリンチャー、サトノクロニクルとここまでが上位人気5頭。
レースは逃げ宣言のヤマカツライデンに果敢にせり掛けるトミケンスラーヴァ、この二頭が引っ張る形で3番手にガンコ、4番手にシュヴァルグランと続き最後方のスマートレイアーまで縦長の展開に。
大歓声に迎えられた1周目のスタンド前を通過して1コーナーを過ぎた辺りからヤマカツライデンが引き離しにかかり5馬身、6馬身と差を広げる、2000mの地点で10馬身以上の差を広げたヤマカツライデンを警戒したサトノクロニクルがすぅーっと4番手までポジションを上げて行って、3番手追走のシュヴァルグランを見る形に!
二度目の坂の下りでいっぱいになったヤマカツライデンをガンコとシュヴァルグランが捕らえ、この二頭が先頭で直線を迎えるとシュヴァルグランがラストスパート! ここでガンコが脱落すると内からミッキーロケット、外からクリンチャー、その外からトーセンバジルとチェスナットコートと大混戦!?の様相、残り100mでミッキーロケットとシュヴァルグランの間を割って来たレインボーラインが一気に差しきり悲願のG1優勝のゴール(タイム3:16.2)
クビ差2着にシュヴァルグラン、半馬身差の3着にクリンチャーが入り人気サイドでの決着となりました。
写真はシュヴァルグラン狙いで内から鋭く伸びるレインボーラインが見えたのでセーフ♪
しかしレース後に1コーナー過ぎで岩田騎手が下馬して馬運車で厩舎に運ばれたレインボーライン、勝ち馬撮影無しの優勝記念撮影となりました…
レインボーライン |
牡5歳 |
父 |
ステイゴールド |
母 |
レーゲンボーゲン |
母の父 |
フレンチデピュティ |
馬主 |
三田昌宏 |
調教師 |
浅見秀一 (栗東) |
生年月日 |
2013年4月1日 |
THE TENNO SHO(SPRING)(G1)
Won by Rainbow Line
Jockey Y.Iwata
Trainer H.Asami
関係者の皆様おめでとうございました!
訃報(スペシャルウィーク)
1998年のダービー馬で武豊騎手に初ダービー優勝をもたらしたスペシャルウィークが事故で亡くなったと…
ワタシ自身も目標の一つとしているJRAカレンダーで初のダービー採用となったのがスペシャルウィークでした、勝手に縁を感じていたのでビックリでした。(嬉しくて襖に貼っていたのでボロボロですが…)
ダービーでのウイニングラン!
やはり写真は輝きを永遠に残せますね、これからも一瞬を捉えて残して行きたいと思います。
勝利への鼓動
JRAホームページの壁紙カレンダーの5月「勝利への鼓動」に採用されました。
皆様ダウンロードして活用してくださいませ~