競馬の祭典・東京優駿(日本ダービー)
コロナ禍が続く中で先週の優駿牝馬(オークス)週より入場人員が大幅に緩和されて東京競馬場では上限7万人までは入れるようになりました。
オークスでは約30,000人の来場者となりましたが、ダービーデーとあって約62000人の観客を集めて久しぶりぎっしりと人が集まった競馬場が帰ってきました。
この日は5月にしては珍しくハッキリと富士山が見えてダービーデーに彩を添えてくれました!
場内の様子を含めて写真で振り返りたいと思います。
昼休みには恒例のダービー騎乗騎手紹介が行われて、各騎手の個性的な登場シーンに場内が和みました、ここでは単勝オッズ10倍以下に4頭が支持されて4強ダービーとなった各騎手の登場シーンです。
1番人気のダノンベルーガに騎乗する川田優雅騎手
3番人気ドウデュースに騎乗する武豊騎手
4番人気ジオグリフに騎乗し前人未到の3連覇を目指す福永祐一騎手
2番人気イクイノックスに騎乗するC.ルメール騎手
第89回東京優駿(芝2400m G1)
歌手、石川さゆりさんの国歌独唱の後、陸上自衛隊中央音楽隊の生ファンファーレでスタートを迎えた第89回東京優駿はデシエルトの果敢な先行策でレースが始まりました、人気の各馬は中段よりやや後ろに控えてイクイノックスは後方3番手を追走となりました。
前半1000m58.9という速い流れでデシエルトがレースを進めて縦長の展開に、残り400mで2番手追走のアスクビクターモアが先頭に立つと残り200mでドウデュースが並びかけて来て、連れてイクイノックスも外から差を詰めにかかり残り100mで一騎打ちとなるも先に抜け出したドウデュースの脚色がよくクビ差しのいで第89代ダービー馬となりました。 騎乗した武豊騎手は自身の持つ最多勝記録を更新し前人未到の6勝目を挙げました!
2着にイクイノックス、3着にアスクビクターモアが入り4着はダノンベルーガ、二冠を目指したジオグリフは7着という結果に、レース後は大声での応援はご遠慮くださいと言われている中で自然発生的な「ユタカコール」が起こりウイニングランの武豊騎手も手を振って応えるというコロナ禍前の競馬場が戻って来たような雰囲気になりました。
パドックを周回するドウデュース(カメラ目線)
1番人気ダノンベルーガの返し馬
4番人気ジオグリフの返し馬
3番人気ドウデュースの返し馬
2番人気イクイノックスの返し馬
ゲートオープン!
ドウデュースは中段の後ろのポジション
全てはダービーのために
競馬関係者が目指す頂点のレース、東京優駿を2:21.9のダービーレコードで駆け抜けたドウデュース、武豊騎手は6勝目、友道調教師は3勝目という記録に沸いた日となりました、ドウデュースの松島オーナーが武豊騎手に凱旋門賞を獲らせるのが夢というチームが制し秋へ向けて楽しみいっぱいな89回東京優駿でした。
第136回目黒記念(芝2500m G2)
ダービーデーの最終レースは第136回目黒記念(芝2500m G2)
ここは2番人気の浜中騎手騎乗のボッケリーニがハンデ戦を制し重賞2勝目を挙げました。
目黒記念が終わり、今年のダービーデーが終わりました。
無観客、大幅入場制限と続き3年ぶりに大観衆の中で行われた東京優駿、好天に恵まれて暑い1日となった東京競馬場だが熱いレースが心地よく第一人者の武豊騎手が魅せたプレーに多くの感動シーンが生まれました。
ワタシたち競馬を撮影するフリーカメラマンの環境も少しは緩和されたものの、未だに一部の媒体や許可された者、抽選による撮影許可という事で未だに狭き門という状態が続いておりますが、幸いにも抽選に当たりダービーの撮影が出来ることになりました。
現場の雰囲気を伝えることが出来ればと思い、久しぶりのブログ更新となりました!
色々と不自由な日々が続いており色んな事が起きてますが、今出来る事をやっていかないといけないなと思った次第です。
最後にワタシにブログを勧めてくれたアニキ! ご冥福をお祈り申し上げます