第101回凱旋門賞(Qatar Prix de l’Arc de Triomphe) L.モリス騎乗・アルピニスタ(Alpinista)優勝


3年ぶりのパリロンシャン競馬場

コロナ禍での隔離措置などで遠征の条件が揃わず3年ぶりに行って来ました、パリロンシャン競馬場。

今年は日本馬4頭が出走するとあって楽しみいっぱいでしたが、レース直前のパドック時の豪雨で重馬場がさらに重い馬場となり日本馬にとっては過酷なレースとなりました… 

木曜日朝に現地到着しシャインティイ競馬場、金曜日はサンクルー競馬場、土日はパリロンシャン競馬場と行った写真で振り返りたいと思います。

29日シャンティイ競馬場

シャルルドゴール空港から車で30分弱のところにあるシャンティイ競馬場、ここは大厩舎にシャンティイ城とロケーションが良く世界一美しい競馬場と呼ばれています。

空港では雨模様だった空も競馬場に着くとすっかりと青空で4コーナー付近でスタートやコーナーの撮影! 馬との距離が近いです♪

 

30日サンクルー競馬場

金曜日はパリロンシャン競馬場からセーヌ川を挟んだ西側にあるサンクルー競馬場へ行って来ました。

1レースに2歳重賞のG3トーマスブライアン賞が行われハーツクライ産駒のコンティニュアスが人気に応えて優勝、2戦2勝としました。

秋の気配を感じさせるサンクルー競馬場も雰囲気が凄く良いんです~

1日パリロンシャン競馬場

土曜日のパリロンシャン競馬場はG1.G2レースが共に3つ組まれており仮柵ではありますが動線の確認やパドックの動き方など翌日を意識しながらの撮影をしました。

 

2日パリロンシャン競馬場

凱旋門賞当日を迎えたパリロンシャン競馬場、雨予報も曇りでメインまではなんとか持ちそうな雰囲気でしたが… まさかの本番パドックでの土砂降りでしたね(涙)

 

 

1R PRIX JEAN-LUC LAGARERE(GRAND CRITERIUM) ジャンリュック・ラガルデール賞(芝1400m G1)
バルザローナ騎手騎乗のBELBEX(ベルベックス)が優勝

2R PRIX MARCEL BOUSSAC-CRITERTUM マルセルブーサック賞(芝1600m G1)
ルメートル騎手騎乗のBLUE ROSE CEN(ブルーローズセン)が優勝

3R ARABIAN WORLD CUP アラビアンワールドカップ(芝2000m G1)
クローリー騎手騎乗のLADY PRINCESS(レディプリンセス)が優勝

4R PRIX DE L’ARC DE TRIOMPHE 凱旋門賞(芝2400m G1)
メインの凱旋門賞、日本からはタイトルホルダー(横山和生騎手)、ドウデュース(武豊騎手)、ディープボンド(川田優雅騎手)、ステイフーリッシュ(ルメール騎手)の4頭が参戦しました。
タイトルホルダーがハナをきって主導権を握るも残り350mで付近で失速、モリス騎手騎乗のアルピニスタが力強く伸びて優勝、日本馬4頭は5着以内に入れずでした… レース後すぐに晴れてきて虹が勝ち馬を祝福しました。

5R PRIX DE L’OPERA オペラ賞(芝2000m G1)
バルザローナ騎手騎乗のPLACE DU CARROUSELが優勝

6R PRIX DE L’ABBAYE DE LONGCHAMP アベイユドロンシャン賞(芝1000m G1)
直線競馬のアベイユドロンシャン賞(芝1000m G1)はドイル騎手騎乗のTHE PLATINUM QUEEN(ザプラチナムクィーン)が優勝 なんと2歳馬が混合G1勝ってしまうという、色んな事があるもんですね

7R PRIX DE LA FORET フォレ賞(芝1400m G1)
日本馬エントシャイデン(坂井瑠星騎手)が出走し果敢に逃げて3着でゴール、勝ったのはデットーリ騎手騎乗のKINROS(キンロス)
お馴染みのデットーリジャンプに場内は大いに沸きました。

最終レースの9レースでルメール騎手騎乗のHAVE DANCER(ハーブダンサー)が優勝、ガッツポーズで引き揚げて来ました。

今年も日本競馬界の悲願達成とはなりませんでした、が素晴らしいチャレンジだったと思います。

ワタシも歴史的瞬間をものにすべく精進を続けなければと思います。